キロンというのは「傷と癒しの小惑星」と言われる天体です。
詳しくはこちらをどうぞ
 
そしてこの2つの記事にも書いた通り
キロンは約49年(7×7、宇宙には7の法則が結構出てきます)で
一周するため
49歳~50歳が「キロン・リターン」です。
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キロン・リターンについては上の記事に書きましたが
実は「まだ足りない」と感じていたのです。
 
英語のサイトでやっと納得のできるものを見つけて
「おお!」と膝を打ちました。
 
The Chiron Return (Zane B. Stein)
英語を読める方は原文をご覧いただくと
分かりやすいかもしれません。
 
キロンの軌道は土星の内側から天王星のすぐ近くまで行くため
土星以内=時間や場所の制約のあるこの現実世界
から
天王星以遠=宇宙の法則でのみ動く世界
へつなげてくれる天体とも言われます。
 
そうつまり。
キロン・リターンではキロンそのものよりも「土星」がポイント
なのです。
(これ、めちゃくちゃ大事)
 

キロン・リターンでは私たちは全ての傷を癒し終え

その後は周囲の人を癒す役割に変わります。

つまりもう傷を傷として負うことなく

それを癒し、力とする時期に入るのです。

 

具体的にキロンの傷が何かというのは

キロンのサインとハウスを見ると分かります。

特に個人的な傷というのは「ハウス」に出ます。

解説しているサイトや本も多いので見てみてください。

 

ただ、キロン・リターンで示されることは

「土星の制限を超えること」。

つまり、ここではむしろ土星に注目するべきなのです。

ご自身の土星がどのハウスにあるか

そのハウスの意味するものを考えてみてください。

 

私の場合はキロンも土星も同じ「3ハウス」にあります。

キロンはうお座、土星は牡羊座です。

3ハウスは兄弟姉妹、コミュニケーション力、

知識や学習も表します。

ここに土星があるということは

この分野に若いうちは苦手意識があることも表しますが

同時に、土星がしっかりと壁になって

「守られている」という気持ちがあるはずなのです。

土星は「制限」なのですが同時に

私たちをしっかりと守ってくれています。

 

土星の制限を超えて宇宙意識になるということは

この「安心感」を捨てて外にでなくてはならない。

土星のハウスが「苦手」と感じたり言ったりしていることで

実は守っているものがあるはず。

それは何ですか?

「これ、苦手なんだ」と自分で思っていると

やらなくていいことがあったり

傷だから、と思うことで

触れずに避けていることがあったり。

 

私は3ハウス牡羊座に土星があります。

牡羊座は「新しく始めること」「自己主張」「衝動で動く」などです。

全部苦手。

どれもやると「うまくいかない」というトラウマがあります。

でもその「苦手」があることで守られていることがあるのです。

「コミュニケーションする時(3ハウス)に

無理して自分を出さなくてもいい(苦手だから)」。

「自分はどうしたいのか、どうありたいのか

考えなくてもいい(分かんないし)」

そんな風に守ってきたのでした。

 

そして

それじゃダメじゃん。

と教えてくれるのがキロン・リターン。

最後のぐりぐりです。

キロンとキロンが重なった時

傷がしみたり、かなりの痛みを感じ、そして癒す段階を経て

土星の保護から飛び出すのです。

 

土星の縛りはもうない。

でも、保護もないです。

 

だって、もう保護を必要としないから。

 

そう実感できた時に

2回目のサターン・リターン(土星回帰)がやってきます。

サターン・リターンは60歳前後

つまりキロン・リターンから10年経って迎えます。

 

社会的な制限がなくなる。

完全な自由とも言えます。

同時に壁は完全に消えます。

保護も無くなる。

 

それを自分のパワーにするために

キロン・リターンでは土星の保護と制限から抜け出すのです。

 

キロン・リターンは土星の壁を壊すとき。

もう一度ご自身のキロンと土星の意味を

読み解いてみてくださいね。