西郷隆盛

度重なる島流し(奄美大島、徳之島、沖永良部島)での不自由な暮らしの中で、学問に励み、塾まで開いていました。

 

吉田松陰

自藩幽閉の処分となり、萩、野山獄に収容されました。獄中生活中は、読書と思索に没頭。半年後には、囚人達の間で読書会が組織され、孟子の講義で囚人達を啓蒙しました。

 

黒田官兵衛

横になって寝ることも出来ないほどの狭い牢獄に、約10ヶ月間も閉じ込められていました。そのため、杖をつき、びっこを引いて歩くことになります。

牢獄の中で唯一心の安らぎとなったのは、牢獄から見える藤蔓であり、そこに花の蜜を目当てに小鳥が飛んでくる光景でした。

しかし、命をつないでいたのは、役目を果たそうとする責任感と、生きなければならないという使命感でした。

 

徳川家康

「鳴かぬなら、鳴くまで待とう ホトトギス」

わずか3歳で母親と離れ離れになり、6歳で人質となりました。

本当は「短気」だった人格が、「辛抱強く、がまん強い」性格に成長したのも、不自由な生活があったからです。

 

まだまだ日本人には素晴らしい偉人がいます。

与えられた「時」で読書をしましょう。