今回は、高雄市鳳山区で街歩きをしています。
前回近くの平成砲台を訪れた際、次回は来てみたいなと思っていた澄瀾砲台にやって来ました。(ちなみに鳳山縣新城には、この他に西北砲台や東南砲台、訓風砲台、迎恩砲台などが分散して設けられており、かなり広範囲の城域だったことが分かります。）
行き方は、まず高雄MRTの鳳山駅で下車。1番出口から復興街を歩くと、正面に鳳西運動公園が見えてきました。立志街と二つの道路が交差する角地に澄瀾砲台は建っています。肌色っぽい石と赤煉瓦のコントラストが目を惹きました。
外観をざっと見学した後に階段で台の上へ昇ってみました。
正八角形かと思っていたら、少し違っていました。なにか風水的な視点で、このようなカタチになったのでしょうね。そのいわれが気になります。単に地形に合わせたとか、階段を設けるに当たって構造上こうするのがいいのかとか色々想像したくなりますね。
この砲台から城内への侵入する不審な人がいないか見守り、戦になったときは、大砲から敵方へ弾が放たれたんでしょうね。1838年の建造から170年以上の歴史があり、今は住宅地の中で静かに佇む澄瀾砲台。浜村淳さんのように、いにしえの時代に思いを馳せてみたのですが…（関西の方なら分かる表現かと。）
遮るものがないとめっちゃ暑かったので、早々に砲台の上から退散、木陰に移動して水分補給しました。鎧兜を身にまとって日中警護にあたっていたらかなりハードだっただろうな…。
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