私は10代後半から30歳ごろまで過食症だった。


治った直接のきっかけはカウンセリングに通ったことだったが、23歳から食事療法もしていた。


それが、鈴木式 だった。


当時住んでいた高円寺の古本屋さんでたまたま見つけた

「痩せたい人は食べなさい」鈴木その子著


と言う本をなんとなく手に取ったのがきっかけだった。


当時の私の悩み事、ニキビ跡と過食症。


その本には、摂食障害と美肌に効果があると書いてあった。


これだ!と思ってすぐに銀座のTOKINO(後にSONOKOに変更)に行った。

それからは本当に鈴木その子さん、鈴木式にのめり込んでできる事をやっていった。


鈴木式の考えでは、脳をきちんと働かせることが大事。それで色々な症状が良くなる。

脳の栄養はブドウ糖(グリコーゲン)なので、炭水化物は必須でその他もバランスよく食べるというもの。


特徴的なのは、調理前に『油抜きと添加物や農薬などを抜く下処理』という工程があること。


自分でも下処理をして調理しながらも、月の半分ぐらいは鈴木式のレトルトや冷凍食品を買って食べていた。食べると本当に体調が良くなった。



副腎疲労回復のためにこの数年で学んだ、糖質を減らし、タンパク質を多く摂る。

というセオリーとは全く違うのだけど、不思議と体調が良くなるのだった。


今もたまに銀座の方に行くと、SONOKO CAFEで食事をすることがある。

すると、やはり一回食べただけでも、ちょっと体が軽くなり、体が喜んでいる感じがするのだ。


なので、自分の中ではSONOKOの食事は不思議だなーと思っている。


たまには取り入れたいけど、高価なのとめんどうなのとで久しく生活に取り入れていない。


けれど、一年に一週間ぐらいはガッツリ鈴木式やりたいなと今でも思っている。