ブランドマークは、ストーリー創りが大切〜! | 海外ノマドワーカー300日

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海外留学が20年来の夢でした
どうしても勉強したいものがあり、仕事をしながら
海外留学の道を模索する事8年
やっと実現の可能性が見えていました
留学日程は約300日の予定
2013年8月に22日の留学がスタートし
残り278日を含めた道のりをご紹介します〜!

こんにちわ~~~
ブランデイングデザイナー&デイレクターの髙橋珠美です。

今日は、ブランドのロゴマーク(シンボルマークとも言います)を
創る時の手順をお知らせします~~。

まずは、イタリアンレストランの特殊例から```



すでに関東エリアに30店舗ほど、
イタリアンレストランの直営店を展開しているクライアントの、
都内に数店舗展開したパスタ専門店です。

*現在は、クライアント様の方針によりこのブランドでは展開しておりません。



このブランドを立ち上げるにあたり、
最初に、社長から言われて事は、たった一言
「名前は ”カンデラおばさんのパスタ小屋” にしたい」と、だけ。



私が、「お名前にはどういう意味がありますか?」と、聞いた所
「特に何も```スタッフが付けたんだよ~~イイなと、思って」
との事。



はっきり言って、この時ほど困った事は無かったんです。




ブランドマークは、「創業者の会社理念や歴史、方針等を凝縮した形を
図柄で表現していく」というのが、デザインのコンセプト。




特に、この開発の場合```ネーミングからしてややもすると```
「安っぽい、ただのイタリア風おばさん」の
イラストで終わってしまう可能性大。



一瞬お断りしようかと、思いましたが```
すでにその当時、開業から10年ほどで、都内30店舗年商30億以上
あげてらっしゃる社長の勘を信じてみる気になりました。




そして閃いたのが、「カンデラおばさんの絵本を創ろう~!」と```
これが、その時の絵本の抜粋です。
*現物は10ページになりました。



この絵本創り```
クライアント側にもデザイナー側にも効果テキメン。



社長のからは「絵本(コンセプト)に沿ったメニューや、店つくり、
看板をつくろう~」とのお言葉。



デザイナーからは「色んなシーンが浮かびましたので、キャラクターの
色々なポーズが書け、イメージが膨らみました」とのコメント。



そ~~なんですよ、一つのマークにも一つのブランドにも
「訳=意味合い=バックグラウンド=エピソード」は、
必要なんです。




好きなモノ、奇麗なモノ、感度したモノ、自分のイニシャル```等
ベースになるアイテムは、何でも良いのですが```



そこに、

オリジナルな
「訳=意味合い=バックグラウンド=エピソード」
があるからこそ```



世界でたった一つのオリジナルになるんデスヨ









*上のイラストは、ブランドロゴのシグネチャー(表示規格マニュアル)の抜粋