2023年本屋大賞にノミネートされた『川のほとりに立つ者は』は有名だろう
『ガラスの海を渡る舟』は2021年の作品になる
話は、祖父亡き後、ガラス工房を引き継いだ兄妹、兄は発達障害で、妹は何でもそつなくこなす器用な子だ
兄には類稀なる才能があり、そんな兄に複雑な感情を持つ妹ではあるが、工房をやっていく中で、互いの心地良い距離感を見つけていく
なんとなく雰囲気は瀬尾まいことも似ていて、読後感も温かく優しい気持ちになる
また違う作品も読んでみたいと思う
女性がおすすめだ、ほっこりしたい人に向いている