菅総理の退陣表明を受けて | たまき雄一郎ブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

たまき雄一郎ブログ

衆議院議員玉木雄一郎のオフィシャルブログです。

菅総理の突然の退陣表明には正直驚いた。緊急事態宣言の真っ只中にコロナ対策の最高責任者が辞意を表明したことは異常事態だ。後手後手にまわったコロナ対策の責任をひとりで引き受けた形だ。政府・与党全体の責任であるのに、選挙を前に浮き足立つ党内勢力に引きずり下ろされたのが実態だろう。残酷なものである。


自民党としては、クビ(総裁)をすげ変えて国民に好印象を与えたいのだろうが、ウイルスにはイメージ戦略は効かない。コロナ政策が変わらなければ何も変わらない。今後、自民党内でさまざまな政策論争が行われるだろうが、各候補者はそれぞれ政府与党で責任のある方々だったはず。なぜ今までやらなかったのかと言うことに尽きる。今こそ野党側が、単なる批判にとどまらない対案と体制を示し、堂々と選挙で国民に問うべきである。野党側の政策と覚悟も問われる1ヶ月となる。


菅総理には感謝しなければならない点もある。国民民主党が主張してきた孤独担当大臣を設置し、また孤独対策や妊孕性保存への助成を骨太方針に書いてくれたことは、菅総理のリーダーシップがなければ出来なかったことだ。残りの任期はわずかだが、菅総理にはぜひ臨時国会を開いて、国民のための建設的な議論をさせてもらいたい。我が党としては引き続き、先手先手のコロナ対策と経済政策の転換を訴えていく。


86日の広島の平和記念式典の時から気になっていたが、菅総理の心身には相当負荷がかかっていると思う。一度、ゆっくりメディカルチェックを受けられてはどうか。孤独な決断を強いられたリーダーとしての重圧を思うと、胸が痛くなる。