国民民主党は、8月24日、デルタ株による感染拡大を受け、感染を抑制し経済を回復させる 新「コロナ三策」をとりまとめました。そのポイントは以下のとおりです。
救える命を救い、守るべき事業を守る政策に転換するため、速やかに臨時国会を開いて、私たちの提案についてもぜひ議論させてもらいたい。更なる後手後手は許されません。
国民民主党の新コロナ三策(概要版)
第一策 検査の拡充「見つける」
- 「無料自宅検査」によるセルフケアで家庭内感染を抑制
- ワクチン接種・陰性証明を持ち歩ける「デジタル健康証明書」の活用
- 国による検査精度管理で陰性に「お墨付き」
第二策 感染拡大の防止「抑える」
- 感染拡大につながる場所への立入禁止を法制化(いわゆる「ロックダウン」のような法整備)
- 抗体カクテル療法の自宅投与を可能とし重症化を早期に防止
- 自衛隊の協力を得て、臨時の医療施設(野戦病院)を速やかに開設
- 国立病院・JCHOの患者受入れ拡大と民間病院の受入指示法制化
- 「被災者健康支援連絡協議会」の枠組みも活用し医療従事者を確保
- ワクチンを地域・年代に着目して戦略的に重点配分
- 入国時14日間待機の厳格化や接触アプリ義務化など水際対策の強化
第三策 経済との両立「動かす」
- 一律10万円の再支給(低所得者は20万円)
- 時限的な消費税の税率引き下げと納税免除
- 家賃など固定費の最大9割を支給する規模別の減収補償
- 総合支援資金の再貸付延長と税・保険料の支払猶予延長
- 「デジタル健康証明書」で感染拡大防止と経済社会活動との両立
- 治療薬の普及やワクチン接種の進展を前提に、感染症法上の分類を2類相当から5類相当にすることを検討
