【美は奥行きに現れる】
きれいと美しさの違い。
それは、奥行きに現れる。
 
凸凹としたレリーフがバランスよく散りばめてあり、
影が光を支え、光は影を土台としておくゆかしく光る。
その様を私は美しいと思う。
まるで人の一生の様です。
 
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今回のレッスンはフラワーフォトクラス。
写真に映る姿をイメージしながらアレンジします。
作品作りはもちろんのこと、写真もかなり上手くなりましたね。
 
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自分で編集した画像をコメント付きで
送ってくれた生徒さん。
温かい色調の静物画のイメージで作られたそうです。
 
静物画といえば、セザンヌを抜きに語れません。
彼は、多視点で静物画を描き、まるで生きている様な
躍動感を与えました。
私は、彼を印象派ではないと思っていますが、
日常に光をさした画風ということでは印象派に近いのかもしれません。
 
従来の遠近法ではなく、多視点で静物画を描いたのは
セザンヌだけでした。
パリや南仏で実物の絵を見たら、やはり心が鷲掴みにされました。
本物は教科書では伝わらないのです。
若い人にはどんどん旅に出て欲しいなと思うところです。
(いや、若くなくとも元気なうちに!)
 
フラワーアレンジメントも多視点で描くものです。
だから、躍動感が出て大地から切り離された花々や実物は
再び息を吹き返すのです。
 
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これは私の作品。
もっと躍動感が欲しかったなあ…(反省)。
上手く収めようという意識がどうしても出るから、
常にアマチュアでありたいと深く思うのでした。
 
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【果物籠のある静物〜オルセー美術館】
これが理想。