今月は中秋の名月の後に満月でした。
昔から、農作物の生育に月の満ち欠けが
関係していたことから、秋の十五夜は大切な行事とされていました。
 
その年の収穫を祈り、お月さまにお団子や秋の七草などを
お供えしていたのですね。
 
今年の十五夜は、台風被害に遭われた農家さんが多く、
収穫の秋を思うと胸が痛みます。
 
 
「食事五観の偈」にはこうあります。
  • 一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
  • 二 忖己德行 全缺應供 : 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。
  • 三 防心離過 貪等為宗 : 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
  • 四 正事良薬 為療形枯 : 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。
  • 五 為成道故 今受此食 : 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。
 

(意味)

  • 一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。
  • 二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。
  • 三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、など三つの過ちを持たないことを誓います。
  • 四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。
  • 五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。

  ※Wikipediaより

この中でも、私が大切に思う文言は、
”彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る”
ー食べ物がここまでやってきた、その来歴に思いを馳せること。
 
収穫の秋を迎えるまでには、どれほどの日々と
人手によるものか、消費者である私も
思いをはせる事ができます。
 
食べ物に限らず、今目の前にある全ての「もの・こと」、
それらがどれほどの時間と人手によるものかを
イメージすることができます。
 
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人間の体は6〜7割が水分で、
水の惑星と呼ばれる地球も、約7割が海です。
人間の体液は海の成分とほぼ同じなのだそうです。
だから潮の満ち引きと同じ様な現象が
体にも起こるのかもしれません。
地球上の営みは、この引力の影響を受けやすく、
それでお月様信仰が生まれたのも自然の流れ。
 
私も、月の満ち欠けに、体調やメンタルが影響を受けている
という実感があります。
10年程前に、頚椎のヘルニアになりかかった時から
ヨガを始め、それから座禅瞑想の手ほどきを受け、
敏感になった様にも思います。
 
 
メタ認知力を鍛えると、自分を客観視できる様になり
多少のことではあたふたしなくなるというのも学びました。
念の力ともいい、現状を認識する力です。
 
状況を認識する事と、コントロールは全く別物だという
ところがミソ。
「なんとかしなくては!」と頑張るのではなく、
「今はこんな感じ」と、わかっている事がだいじ。
 
メンタルが弱っているときに、なんとかしなくては!
ともがくと、結局何かに依存したり、洗脳されて
骨抜きにされてしまうかもしれません。
認識力が落ちるって怖いですね。
 
私もダメダメな時はどうしようもないので、
さっさと寝ることにしています。
余計なことをぐずぐずと考える暇を
自分に与えないというのが、私にとっては最善の道らしい。
 
止まない雨はないし、雲の上にはいつも太陽がある。
日が沈めばまた昇る。
ただこの繰り返しが、地球上の生命体に与えられた
平和な日常です。