ICG検査(肝臓の機能を調べる検査)を受ける。

 

2年前の手術の時にも受けた検査。でも、『この検査を受ける

時は食事をしてはいけない』ということは、すっかり忘れて

いた。

 

受付の人に「朝食たべてないですよね」と聞かれて、「食べちゃい

ました・・・」。

食べたものを細かく聞かれて、先生に検査を受けられるか確認

することになってしまった。

 

なんで今日に限って朝からお餅なんて食べたんだろ・・・しかも

餡子も。いつもはパンなのに・・・買い忘れてたから・・・。冷凍の

コーンクリームコロッケも食べちゃって・・・餡子餅とコーンクリーム

コロッケってどういう組み合わせだよ・・・。

 

結局検査は受けられることになったけど、検査してくれた先生から、

「この検査は食事すると肝臓が働いちゃうから、食べちゃダメな検査

なんです」って。すみませんでした・・・。

 

先生にしてみたら「なに検査前に食べてきてんだよ」って感じだろう

な・・・。しかも朝から餅って。

 

前回の検査結果と大幅に違いがあるようなら、再検査が必要に

なりますとのことだった。

 

あとは入院前の説明を受け終了。

 

地味にダメージを受けた一日だった。

精密検査の結果を聞きに行く。

 

検査結果は・・・転移性肝腫瘍2か所(1.5㎝大と0.7㎝大)

 

前回エコー検査で指摘されたのは1カ所だったが、今回のCTでもう1個見つかった。二つとも前の手術で取ったところとは全然違う場所で、肝臓の右側と左側に1個ずつあった。

 

手術できるかどうかが不安だったが、先生「内科とカンファレンスした結果、とれるものはとる」ということで手術決定。

 

1.5㎝大の方の腫瘍が胆嚢の近くにあるため、胆嚢も摘出する予定(近いと手術しにくいから?理由をちゃんと聞かなかった)。

胆嚢がなくても生活に何も支障はないらしい。脾臓もそうだったけど・・・なくても大丈夫な臓器ってそんなにあるんだ・・・。

 

腹腔鏡手術の予定だが、1回手術すると癒着しやすいらしく、場合によっては開腹手術になる。

 

手術時間は4時間程度。

入院期間は1週間程度。

 

<先生に質問>

①Ki67指数は同じくらい?高くなる?

➡高くなることもある。

 

②3か月前のCTでは写らなかったものが、今回1.5㎝で見つかったことはどうなのか?

➡急激に増大したものとは考えない。

 

③手術した時に、CTでは写らなかった小さい腫瘍がみつかることはあるのか?

➡ないことはないが稀である。切れるものは切る。

 

 

ということで手術は3月の第1週予定。詳しい予定は来週決まるらしく、病院からの連絡待ち。

手術前に肝機能検査と入院説明のため、もう1回病院へ。

 

とりあえず手術できそうで良かった。

親に報告。父親が「肝臓移植するならお父さんのあげるから。血液型同じだから」って・・・。70歳を超えた親にそんな心配をかけてしまうことが辛い。

検査をたくさん受けてきた。

 

血液検査、尿検査から始まり、MRI、CT、心電図、胸部レントゲン、腹部レントゲン、呼吸機能検査。

 

主治医が手術前提で検査を詰め込んでくれたけど・・・私も何回も病院に行くのは負担だし、コロナも怖いし、1回で検査全部終わって良かったけど・・・本当に手術できるんでしょうね?

 

ドキドキの結果は2週間後。

 

遠くに住む高齢の親に心配かけたくなくて、すぐには再発の連絡をすることできず。でもいつまでも黙っているわけにもいかないよねぇ・・・と思っていたところに親から電話があった。

再発という言葉を使うとショック強いかな?と思い、「ちょっと良くない話なんだけど・・・また手術することになりそうなんだよねー」と報告。

「そうか・・・」声のトーンからショックを受けているのがビッシビシ伝わってきた。

 

伝え方って難しい。またまた心配かけてごめんなさい。

今月は3か月ごとの定期診察月。

 

2019年1月に膵神経内分泌腫瘍(4cm、ki67指数5%、非機能性、肝転移1カ所1㎝、リンパ節転移あり、脾臓も摘出)がみつかり4月に手術したけれど・・・

 

とうとう、というか早くも再発したっぽい。

 

血液検査の結果は異常なし。しかし今回の腹部超音波検査(エコー検査)で胆のうの近くに17mmの影が指摘された。今のところ1カ所。画像を見ると丸い形が・・・。3か月前のCTでは写ってなかったもの。

検査の人がやけに同じところを念入りにみてたから、怪しい…と思ったが・・・。

 

1カ所であれば手術だが、来週CT、MRI等々の検査を受けて、その結果で治療方法を決めることになる。

 

NETの治療ガイドラインをみると、肝転移していた場合は2年で再発することが多いようなことが書いてあったが、どこか他人事だった。非機能性だけあり症状は何もなく、体調は絶好調だし。とは言いながら不安もあり、複雑な感じだったんだけど。

2年もたなかったか・・・。

 

食事は自分なりに気を付けてたのに、コレステロール値は全く減らず踏んだり蹴ったり。どうすりゃいいのよ?

 

先生が「一番良い治療方法を考えていきます」と言ってくれた。どうぞよろしくお願いします。

 

お願いだから手術できますように。

今月は定期の検査と診察。

 

前回ようやくコレステロール値が基準値内になり喜んだのも束の間、今回は基準値オーバー。悲しい。それ以外は問題なし。

 

CT結果は「膵臓も肝臓もキレイです」とのこと。

前回肝臓に写っていた黒い点々は、消えてなくなっていた。そういうこともあるらしい。

再発か?増えていないか?大きくなっていないか?と不安があったので、何でもなくて一安心。

 

術後1年と半年。

3か月後の検査はCTではなく腹部超音波検査となった。

今まではCT検査を受けて、翌週に診察という流れだったため、月に2回、時間とお金をかけて通院する必要があった。

腹部超音波検査だと検査と診察が1日で済むので負担が減る。

2年たったら検査の間隔も空けていきましょうとのことだった。

 

まずはあと半年間。何事もなく過ごせますように。

7月半ば

3か月毎のCT検査と血液検査のため病院へ。

前回の受診時は緊急事態宣言中だったため、県をまたいでの移動にかなり緊張。今回は緊急事態宣言は解除されているものの、コロナが増え続けている状況のためやっぱり緊張。

検査はほとんど待つことなくスムーズに終了。

 

7月後半

先生の診察。

血液検査の結果は問題なし。

肝機能(ALT)も基準値内になった。糖尿関係、NSE(腫瘍マーカー:神経特異エノラーゼ)も大丈夫。

そしてとうとう長年引っかかってきた総コレステロールが基準値内になった。

 

CT画像は黒いものが写っているが、嚢胞と思われるので問題なし。その他に黒い点々が写っていたが(先生が指摘したのは2か所)、転移したものとは考えないとのことだった。膵臓の切ったところもきれいとのこと。

 

転移じゃないなら黒い点々はなんなのか?前からあったのか?先生が大丈夫というから大丈夫なんだろうけど。気になる…。

 

3か月おきのCT検査と血液検査はいつまでなのか聞いてみた。判断が難しいが2年間は継続した方が望ましいとのこと。再発するとしたら2年以内に再発する可能性が高いっぽい。もし放射線量が気になるとかであれば相談しますが…とのことだったが、特に不安は感じていないので、このまま継続してもらう。

 

手術して1年3か月たつが体調は絶好調。たまにお腹が張る程度(酸化マグネシウムを処方してもらった)。あとは傷口が時々かゆくなるくらい。

以前に比べ体力と気力が低下した気がするが、これは年のせいでしょう…。

4月21日

CT検査、血液検査のため通院。

病院の入り口で、非接触型体温計で検温される。

 

自分でも新型コロナウイルス対策のためマスクはもちろん、除菌シートも持参。こまめに手を拭くようにする。他の人にはできるだけ近づかないように。

 

CT検査の予約時間まで30程時間があったので、自分の車で待機する。予約時間の15分前に受付したらすぐに名前を呼ばれた。コロナウイルスの影響で患者さんも少ないのか?

 

1年前に膵体尾部切除した際、脾臓も一緒に摘出した。

脾臓がないと肺炎になった時に重症化するとのことで、肺炎球菌ワクチンを接種したが…コロナウイルスは大丈夫なのか?

 

通院は決して不要不急の外出ではないが、この時期に他の地域へ行くのはとても気を使う。

 

4月23日

夜8時頃、病院から電話がかかってきた。

診察日前の電話に再発したか!?と緊張が走る。

電話の相手は主治医。

 

<先生の話>

・CT検査の画像をみさせてもらったが、きれいで問題ない。

・こういう状況(コロナウイルス)なので、来週の診察は無しにする。

・次回予約は3か月後。CTと血液検査。

 

2年目も元気に過ごせますように。

18時過ぎ、突然病院から電話がかかってきた。

 

「何か異常があったのか?」「再発か!?」と一瞬ドキッとする。

でも先日診察で異常なしと言われたばかり。

ちょっと緊張しながら電話に出る。

 

研究の協力依頼の電話だった。

腹腔鏡手術の技術向上を目的とした研究のために、私の手術の映像を提供してほしいとのことだった。

 

お腹の中だけの映像なので、顔などは映らないが、やはり許可が必要らしい。

 

電話をくれた先生が「(協力してくれることが)日本のため、ひいては世界のためになる」というようなことを説明してくれて、思わず心の中でちょっと笑ってしまった。

 

まさか私が世界の役に立つ時がくるとは・・・。

 

お役に立てるのであればと、引き受けた。

 

世界の誰かの役に立てますように・・・。

先週がCT、血液検査で今週が先生の診察日。

 

血液検査の結果、コレステロールとALTの値が若干高いが、特に問題なし。糖尿関係、腫瘍マーカーも問題なし。

CT画像も異常なし。

 

4月で手術からちょうど1年。次回まではCT検査をやり、次回以降は別の検査(腹部超音波検査など)も考えていくとのこと。また期間もあけて様子を見ていくとのことだった。

 

先生の話では、CTで発見できる腫瘍のサイズは5ミリといわれているとのこと。腹部超音波検査でもみつけられる。

 

サプリメントを飲み始めたことを報告。念のため体に逆に負担になることはないか聞いてみた。『医療機関から出してもらっているのであれば悪いものではないだろう、飲んで気持ちが落ち着くのであれば・・・』という感じだった。

 

次回は3か月後の4月。

栄養療法のため9時予約で病院へ行く。

 

先生のお話

・ストレスを溜めると活性酸素が増えるからストレスに注意

・タンパク質をとること

・鉄不足にならないように気を付けること

 

サプリメントをとりあえず4か月分出してもらう。サプリメントが無くなったら、連絡すれば診察なしで購入できるとのこと。

次の診察は半年後に再度予約をとることに。

 

サプリメント代 ¥15000 (泣)