私の二人の恋人たちのうち、
AさんことI君との
出会いだの馴れ初めだの
これまでの経緯だのを
書いていくシリーズ!
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【I君のこと④】始めてのハグ編「なんでこの人と付き合わないの?」
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今日お庭で撮ってきた秋の野の花の写真をどんどん差し込んでいきますね。
いったんは「結婚したまま恋人を持てばどうか」と提案してくれた夫が
やはりつらい、苦しい、耐えられない、と
「慰謝料」という言葉を出してきた話まで書きました。
いっぱい話し合ったあげく、
私とI君がいったん別れることになりました。
一年間の留保期間を置き、
私と夫が離婚するかいなか、などは一年後にもう一度考えることに。
私は2010年からずっと
「分かり合えて、いたわりあえて、慈しみ合える
そんな異性のパートナーがいない人生なんて
耐えられない。
これ以上この寂しさに耐えながら
生きていくなんて無理。
そんな異性のパートナーを得たいので
離婚してほしい」
と
一貫して伝え続けてるのに
何をいまさら。
あと一年だって。
何年私に無理をさせ続けたら気が済むんだ!
って、けっこう苛立ちました
でもね。
やっぱり話し合って歩み寄るものであって
強要できるようなものではないですものね、
人間関係って。
人の幸福のためなら、
自分など殺すのを厭わない人でいたかった。
私の中にそういう「ヒロイズム」がありました。
そういう「良い人」「正しい人」でいられないことで
自分をとっても責めていました。
自分を抑圧し押し殺して
その犠牲の上に平和な家庭を実現。
それが大人として正しい道だと思って育ってきていたので
そこから逸脱することに
大きな抵抗感がありました。
でも、それをしないと、事実として私の肉体が死んでしまう。
実際に死にかけてみて、
「生きよう」と、決断。
Iくんとの恋に踏み出すのは、私にとってかなり重い決断でした。
それは、「生きる」という決断でした。
死んだように生きるのをやめる、という決断。
私は私の人生を生きよう。
私は私の命を生きよう。
私は私の魂のうずきを生きよう。
たとえそれがどれほどワガママでエゴまみれに見えようとも。
たとえそれがどれほど周りに波風を立てようとも。
たとえそのせいで傷つく人が何人現れようとも。
一家の大黒柱として、
10数年間
生活費の100%を稼ぎ
お姑さんにもその間ずっと送金し続け
途中で三人目の妊娠出産まで。
私はもうクタクタのボロボロでした。
私、人並み以上にメンタルの弱い人なんです。
しっかりと誰かに支えてもらえないと、
ストレスを乗り越えられないんです。
これだけの重圧、支えてくれる人がいないなら、背負い続けられない。
私の弱くて繊細な部分を支えてくれる異性のパートナーが得られないなら
私はもう仕事など続けられない。
お金など稼げない。
そもそも、生き続けられない。
何度も何度もひどいウツ状態で倒れ
だましだまし続けてきていましたが
もう限界が来ていたのでした。
夫は
主夫とか家事育児および仕事の雑用は
完璧にこなしてくれていました。
そういう形では完璧なサポートぶりでした。
そこはとても感謝してます。
でも、生来の頑固な職人気質、
男らしい男の人で。
私の弱くて繊細な部分には完全にノータッチ。
感謝してるし尊敬してるし、友情も信頼もある。
愛してもいる。
異性愛というより家族愛だけど、愛してるのは確か。
かなり深く愛してる。
だから、傷つけたくなかった。
でも、自分が死ぬか、彼を傷つけるか、の二択でした。
そして、使命で天職だと感じている今のお仕事を続けたかったら、
I君の存在が支えとして必要でした。
いないと、無理なのでした。
それを、そのあとまた一年かけて
自分の中でも確かめ、
I君とも話し合い
夫にも伝え
ゆっくりゆっくり
自分たちの今後のライフスタイルとパートナーシップの形について
明確にしていきました。
その集大成がこちら。
●ブログ記事2015-08-04
「私たち、夫婦の形を変えます。
婚姻は継続しますが、セックスのパートナーシップは解消します。 」
http://ameblo.jp/tamahomisio/entry-12058131575.html
「私たち、夫婦の形を変えます。
婚姻は継続しますが、
セックスのパートナーシップは解消し
夫婦それぞれに別の性愛のパートナーを持ちます。 」
と公にした初の発信です。
公にしたのは2015年のことですが、
2013年1月の一年後、2014年1月に
「約束通り一年待ちましたが私の気持ちは変わりません」
と伝えて
I君を夫公認の恋人として認めてもらいました。
以上、I君との出会いを通して
一風変わった、タブーや常識を破るようなパートナーシップに
私が挑戦することになった過程を
洗いざらいお話しました。
私がこんなことに挑戦することになったのも、
I君の不思議な個性ゆえ。
私はI君と出会って以来、
I君を通して告げられる宇宙からのメッセージに
行く道を示され
そこに従ってただ歩いていたら
こんなことになってしまったのです(笑)
(つづく)