出だしから衣笠節というか、

このライターはちょい悪風実力隠してる系主人公が好きなので今回もそんな感じだ。

 

主人公に一癖もふた癖もあるのは個人的に好きなので、そこに抵抗はあまりなかった。

それに加えパートナーになったクラリスとの相性がすごくいい。

まさに刑事ものでありがちな凸凹コンビといえよう。

一見主人公がいけ好かないのだが、それをクラリスの愚直さがカバーしている。

寿司で言うところの臭みをわさびで打ち消しているような関係性だ。

 

エロゲでサスペンスモノと言えば最近だと【エロゲ】バタフライシーカー【レビュー】だったが、

近作の流星ワールドアクターはそこに「能力モノ」「異種族」などを絡めてきている。

今までキャラゲーを築いてきただけあり、

読みやしすく安定したテキストでまったくダレることがないのもさすがと言える。

 

さらに信者目線から言わせてもらうと衣笠は男同士のやり取りを描くのも上手い。

魅力的な男キャラがどんどん出てくると、ヒロイン勢も際立って来る。

 

本当に面白い(あくまで信者目線)

 

ただ。

 

このライターは風呂敷をたためずに完結できないことで有名だ。

体験版詐欺の規模ではないが、

中盤までは面白いのに、終盤が雑で複線回収もせずに終わらせる癖がある。

 

そんなことは信者ならダレでも知っている。

 

それを頭に入れて、購入を検討されたい。

 

  • 主人公について

衣笠作品をいくつかプレイしている人はおわかりだろうが、

軒並み「能ある鷹は爪を隠す」タイプの主人公で、

周りからの評価が最初は低いが、ここぞという場面で逆転させる、と言う風なカタルシス形式をとっている。

 

  • 今作はどうなのか?

 

ハッキリ言って今までのキャラの中では一番弱い。

実力を隠していてイキりちらしているような主人公に大事なのは

圧倒的問題解決能力。

 

有能っぽさがまったく足りていなかった。

やや誇張するが、無能な朝霧海斗のようなキャラだ。

それだけ聞くとただのクズに思えるが、そういう性格になっただけの過去があれば納得もいく。

 

当然のようにその過去はちょろっと語られるだけで全貌は見えない。

 

もう言ってしまうが、今作の主人公は無能か有能かで分けるならだいぶ無能寄り。

幼馴染が4人いるんだが、他3人が強すぎて主人公が目立つのは粗暴の悪さだけ。

 

有能なキャラクターが回りにいて、そこに頼りすぎな点から無能さが伺える。

 

その最大の原因がこいつですわ。

こんな強い能力の味方いたらダメだろ、というキャラがいる。
ジョジョに登場してもおかしくないスタンド使い顔負けのキャラだ。

特にこのキャラのせいで、

主人公が活躍する場面のほとんどがご都合チート能力のおかげになってしまっている。

 

しかもこのキャラを信用していないという理由で仲間にしない。

その整合性のなさが、

いや扱いきれないならこんなチート能力にするんじゃねえよ、

とツッコミを入れてしまう結果になってしまっている。

こいつ仲間にしとけばだいたいのこと解決できるだろ、みたいな。

 

別にまったくいいところがないわけではないんだが、

海斗>>秀隆>>ルカ な構図になってしまうのは残念だけど当然であった。

 

能力持ってて秀隆以下はさすがにまずいっすよ。

 

――――――――――――――――――――――――――

●面白さ⇒続きが気になる構成力

●満足度⇒シナリオに納得できたかどうか

 

●点数

50~(つまらない)

60~(ふつう)

75~(面白い)

80~(すごく面白い)

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メル 40点(面白さ△ 満足度△)

 

まず点数を見ていただきたい。

かなり酷い。

 

個別√は

 

か な り 酷い。

 

嘘だろ? と言うレベルで酷い。

 

ここでエンディング流れるのか? と言うレベルで。

 

とにかく酷い。

それ以外の感想が出てこないぐらいよ。

 

さすがにそれではレビューにならないので次の小町√を参考にしてほしい。

 

小町 82点 (面白さ○ 満足度◎)

先の酷さを具体的にしよう。

まず√入ったところで、主人公が事件をズバっとかっこよく解決することがない。

優秀なお友達に頼って、事件自体は結局うやむやで終わる。

 

小町√の点数が高いのは小町がキャラとして魅力的だからであって、

決してシナリオの出来がいいわけではない。

 

それでも続きが気になるような文章力と構成力があるので点数や満足度自体は高い。

 

ただ、面白さに期待すると拍子抜けする、という評価になる。
 

もう本当にエンディングが流れるとがくっとする。

 

シフォン 85点(面白さ○ 満足度◎)

シフォンは可愛いぞ。

 

ただの不思議ちゃんキャラかと思えば、

親密になっていくとギャグパートナーとしてもかなりの腕前だ

ビジュアル面だけで言えば小町にかなりの軍配があったのだが、

ギャグが出来るキャラってのは主人公のルカとは相性がよく、見ていて楽しい。

よって文句なしの点数ではある。

 

点数はな。

 

以下の地の分がこのエロゲを物語っている。

ヒロインと主人公が恋仲になるために行うべきイベントがすっ飛ばされている。

 

自分自身でも上手く言葉に表現できない?

 

そらそうだろ。

 

ライターも考えてないだろうからな!

 

クラリス 86点(面白さ○ 満足度◎)

原点回帰。

クラリスがやはり一番ルカのそばにいて落ち着くヒロインである。

 

しかしわかってはいたが、

「ちょっと待て」と叫びたくなるぐらいいいところで無慈悲にもエンディングが流れていく。

 

信者目にも最低最悪の終わり方だ。

 

割ときつい言い方をするなら、これでプロのライターを名乗るのは失格まである。

なぜならダレがどう見ても完結していないのに、打ち切り漫画のような終わり方をするからだ。

 

後は総合評価を見て購入を検討してほしい。

 

 

総合評価88点 (イラスト◎ 音楽△) ★★★★☆

まず暁の護衛はキャラクターゲームとして割り切れるだけの内容のなさがあったから良かったものの、

今作はサスペンスモノだ。説得力がモノをいう。

要するに何よりもオチがしょうもないとかなり反感を買うタイプのジャンル。

 

それなのに異能力を+させてなんでもありにした点からオチが強引になりがちだ。

 

ともすれば、衣笠というライターにそれをたたむ技術などあるわけがない。

 

直近で言うと「ぬきたし2」を例に出そう。

異世界へ行って敵になったアサちゃんを仲間にして、そこでエンディング。

黒幕にはたどりつかず、なあなあで終わる。

 

このゲーム、平気で全√これで〆られる。

 

信者目線で言わせてもらうと、

それでもこのゲームの品質は高い。

 

キャラ、話の構成、ギャグやシリアスのバランス。

どれをとっても水準以上だ。

 

ただ一点終わらせるのだけが壊滅的にへたくそすぎる。

それ以外は文句無しなのに、そこだけ見ると素人以下。

 

このブログでの評価基準は終わりよければ全てよしではない。

どちらかと言えばキャラがよければ全てよしだ。

 

なので点数だけは高い、とだけ言っておこう。

 

キャラゲー目線で行くなら購入もお勧めできるレベルだし、

そもそも総合評価88点はかなり高い。

 

参考までにこのブログでの高い評価のエロゲ、低い評価のエロゲを2選した。

 

◎好評価

【エロゲ】缶詰少女ノ終末世界【レビュー】

【エロゲ】蒼の彼方のフォーリズム【レビュー】

 

×返金案件

【エロゲ】千恋万花【レビュー】

 
以下5ch専スレ評価(ネタバレ含む)