SPUTNIK
プーチン大統領が救世主ハリストス大聖堂を訪問、復活祭の儀式に参加


ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が23日夜にモスクワの救世主ハリストス大聖堂を訪問し、パスハ(復活祭)の儀式に参加した。

プーチン大統領は例年、この大聖堂でパスハに参加している。今年もモスクワ市のセルゲイ・ソビャーニン市長とともにこの儀式に参加した。しきたりに従い、プーチン大統領はロシア正教会のキリル総主教にキリストの復活と命の繁栄を象徴するパスハの卵を捧げた。1万人収容可能な大聖堂には多くの市民が足を運び、あふれかえる状態だった。


これに先立ち、大聖堂にはエルサレムから専用機で聖火が届けられた。聖火はヴヌコヴォ空港に到着し、大聖堂まで輸送された。聖火はモスクワ州内にある20個所の大聖堂に運ばれた。

この日、キリル総主教は十字行を行った。この十字行は深夜に始まり、「キリストは蘇り」という掛け声で終わる。その後、キリル総主教を筆頭に一行は大聖堂へと入っていった。十字行は石棺に収められたイエス・キリストを訪れた女性たち(ミルベアラー)を象徴している。儀式の油を塗るために女性らが訪れたところ、キリストではなく天使がそこにいたという。福音書によると、そのときに天使はイエス・キリストの復活を告げた。信者が大聖堂の扉へと向かうことは、ミルベアラーらがイエス・キリストの棺に向かうことを象徴している。キリストの棺は大きな石でおおわれていたものの、天使がその石棺を開いたという。教会の扉が開くと、荘厳なパスハの儀式が始まる。

イースターサービス2022年4月23日:生放送
TVNZ
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