迎え火の最中でした | 消毒屋の社長ブログ| 有限会社 タマケアビジネス 

「迎え火」

 

「すみません  766番地は何処ですか?」と道を聞いた。相手が「家の名前はー」「聞いた事がない家だなー」どこだっケー  おもいだせないなー。

 

何せ、この界隈300軒が同じ番地の枝番で別れているだけだから。近くに配置図も無いしね。「それでは電話をかけてみますよ」そうすれば。

 

「迎え火ですか」と聞く、「うーん」と。親父様が嫁に教えている。大皿におがらを乗せマッチを付け、その火から線香に移し、仏間までいざなうわけだ。

 

その儀式の最中だった。大皿の脇にはキュウリとナスに足を付けてかざってある。どうぞ「うまに乗って下さい」と、乗り物も用意してあった。

 

嫁さんも現場でのojtに聞きいっていた。この地に入植した当時から、この町の仕来たりとして守ってきたようだ。仕事中「悪いことしました」と、謝った。

 

エッセイの仲間が「祭りが好きな土地なのよ」と喋っていた事にガテンがついた。空き地に祭りテントを4張り薄ぼんぼりが祭りムードを醸し出していた

 


ビヨウヤナギを贈ります