どこもかしこも闇だらけ

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渦中の富岡八幡宮から、全国の神社を統括する神社本庁と所属する

神社との間にトラブルが続発していたことなど、神社界が抱える問題

が浮かび上がってきた。

雑誌 「 宗教問題 」 小川寛大編集長に寄稿していただいた。

 

*  *  *

 

まったく “ どっちも どっち ” としか言いようがない。

 

12月7日に発生した富岡八幡宮 ( 東京都江東区 ) の宮司殺害事件。

事件の構図としては、2001年に宮司を辞めさせられた元宮司 ・ 富岡

茂永が、現宮司で姉の長子への逆恨みを募らせて起こしたということで

間違いがない。

 

宮司時代の茂永の豪遊ぶり、女性関係の乱脈ぶりなどは、昔から地元

や神社界では有名で、彼が名門 ・ 富岡八幡宮の宮司にふさわしくない

人物であったことは事実である。

 

ただ今回の事件後、報道などで明らかになっていったことは、姉の長子

にしても高級飲食店やホストクラブで、日常的に遊び歩くなどの顔があっ

たということだ。

 

「( 長子の )神職としての知識や手腕は怪しく、向上もあまり見られなか

った 」 ( 神社界関係者 ) という証言さえある。

もちろん事件そのものに限って言えば、加害者である茂永に、100%の

があるわけだが、げに恐ろしきは、ここまで人を狂わせる富岡八幡宮

財力という感がある。

 

長子が先代宮司であった父から、富岡八幡宮の後継者に指名されたの

10年のこと。

しかし全国約 8万の神社が所属し、その宮司の任命権を持つ神社本庁

長く彼女の正式な宮司就任を認めず 「 宮司代務者 」 の地位に留め

置いていた。

 

それに長子はしびれを切らし、17年9月に神社本庁を脱退。

どこの所属でもない 「 単立宗教法人 」 となり、その上で、正式な宮司

就任していたという流れがあった。

 

富岡八幡宮ほどの名門神社のトップが、7年にわたって不在だったとい

のは異例、異常としか言いようがない。

 

しかしある神社本庁関係者は 「 殺人事件にまでなったことは、非常に

残念だが」 とした上で 「長子さんの素行に関する悪い噂は聞いていた。

また、富岡八幡宮を追い出された茂永さんが、未練をもって長子さんに

脅迫まがいのことをしかけていた事実も把握していた。 こちらとしては、

正式な宮司就任は、自分の頭の上のハエを払ってからにしてほしいと

いう考えがあった 」 と話す。

 

神社本庁と、所属する各神社のトラブルが近年急増している。

 

有名神社が神社本庁を脱退するといった話は、以前は滅多になかった

ことだが、21世紀に入って以降、数年に一度の割合で続発している。

これをもって「神社本庁の強権体質が原因 」 「神社本庁が各地の神社

に対する締め付けを強化している 」 などといった声も上がっているが、

個々の事例を見てみると、どっちもどっち としか言いようのないケース

も多い。

 

例えば大分県宇佐市にある全国の八幡宮の 「 総本宮 」 宇佐神宮。

代々世襲で、宮司を輩出してきた家柄の女性が、後継を認められず

09年に、神社本庁の意向で、外部の人材が宮司になったことから、

「 神社本庁による乗っ取り 」 と一部メディアで騒がれた。

しかし事情を知る関係者はこう語る。

「 06年に当時の宮司が病気で引退したとき、神職の資格を取って間

もない世襲家の女性が後継宮司になろうとしたのですが、神社本庁は

神職としてのまともな経験がないことを理由に認めなかった。すると

性が神社本庁に対して訴訟を乱発し、話が決定的にこじれた。

もう少し冷静に話し合いをするなどの選択はできなかったのかと思う 」

 

13年に神社本庁を離脱した梨木神社 ( 京都市上京区 ) の理由は、

境内に参道をふさぐような形でマンションを建てようとして神社本庁

とがめられたこと。

 

04年には明治神宮 ( 東京都渋谷区 ) が離脱して神社界を騒然とさ

せたが(10年に復帰 )、これは当時、天皇、皇后 “ 両陛下 ” が同神

宮を訪問された際の案内状に “ 両殿下 ” というミスプリントがあり、

神社本庁側が明治神宮宮司に進退伺の提出を求めたところ 「まるで

逆ギレしたように離脱していった 」 ( 当時を知る関係者 ) という経緯

がある。 ( 神社としてあり得ない初歩的ミスで、陛下は天皇皇后のみ、

殿下皇太子他の皇族の称号 )

 

あるベテラン神主は、「 神道人としてありえない態度の宮司が増えて

いる。一方でそれをきちんと統率し、また話し合っていくという姿勢が

神社本庁にも欠けている。いずれにしろ神道界全体のレベル低下が

原因で、ここを根本的に改めないと騒動は今後も続発する 」 と語る。

 

日本人の宗教離れが叫ばれるなか、神社界の先行きは決して明るく

ない。 ( 文中敬称略 )

 

                   ( 「 宗教問題 」 編集長・小川寛大氏 )

 

 

 

 

ひょっとして自分は神様の代理であると、勘違いしているんだろうか。

神様は一番小さきものの中におられるという。

小さきもの、弱きものに寄り添い、歩んでこその宗教家と思うのだが、

どんな職にかかわらず人間は権威を持つと悪魔に変わるんだろうか。

いや、権力と欲の魔物にとり込まれてしまうんだ。

 

立場の大小に関係なく、私達の周りには色んな罠が無数に仕掛けら

れていると、肝に銘じておかなければならない。

 

驕ることなく、卑しくもならず一生を生き切るのは難しい。

 

 

 

 


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