11月22日
明日VAC療法5クール目突入のため前日入院。
メンタル不安定。
夕方主治医に聞いてみた。
「今抗がん剤してる意味が分からなくなってきた。お盆の頃ここに来た時は治療方法あって嬉しい、頑張ろう!と思えたが、今はいつ抗がん剤が効かなくなるのか、不安で毎日仕方ない、寿命はどれくらいなのか?」
横紋筋肉腫の寿命はやはり2年程度が一般的とのこと…やはりその程度なのかとショックを受けた。
「凄く小さくなったら放射線はしないのか?」
→粘膜や皮膚がただれたり副作用も大きく、1回しかできない(やれても2回)
今じゃなく喉の腫瘍に何か変化あった際の手段として残しておいた方がよい。
「手術はしない。その間抗がん剤も中止しなければならないし、そこだけ取っても他にできる可能性もあるし、リスクの方が大きい。」
「今抗がん剤をやる意味、モチベーションの保ち方は、今のVACが幸い効果があり、腫瘍も小さくなり、日常生活が無事に送れていることが大事なことで、そうゆう事だと思う。」
「腫瘍にいつ効かなくなるか、腫瘍がどう変化するかは、誰にも分からない。」
「横紋筋肉腫が完全に消えることはない。細胞レベルになっていても残っている。」
やはり延命とは、そうゆうことなのか…
私は延命の意味を理解できていない?
どうしても良くなりたい、寛解を目指したいと思ってしまう自分がいる。
カサイアナウンサーも堀ちえみもステージ4。復活して今は活躍している。
私にはそんな日はこないのだろうか?
同じステージでも癌の種類や場所でそれぞれ違うことは分かっている。
でも、そんな日がきてほしい!
以前と全く同じじゃなくていいから、普通でよいから、つつましくでよいから、心からの笑顔で家族4人の生活を送りたい!
子供達には、ママ大好き!と言われるようなママで残りの時間をやっていきたい!
次男がせめて中学生の間までは生きていたい!
受け止めなければいけない現実と、でもまだ受け入れられない自分と、願い・希望とがごちゃ混ぜで、日々思うことが違う毎日だった。