ついに!公開です!!!!🎉
Comcept Short Album " 1987 "
You Tubeの動画の説明欄に「訳詞」を載せておりますので、参照しながら聴いてください♪
(You Tubeを起動させ、タイトルの部分を押すと表示されます)
【ライナーノーツ】
●アルバム全体について
今回のショートアルバム。
考え自体はWDRS再結成の数年後からありました。
「WDRSのパレットの中で、自分自身を全て出し尽くせるような作品を作りたい」と。
そんな思いを今回ようやく実現することが出来ました。
制作過程のブログに応援コメントやいいねを頂けたことが励みになりました。
本当にありがとうございました。
WDRSのアルバム「1986」は「the wanderersがあの時解散していなければ、こんなアルバムを作りたかった」というコンセプトで作ったものですが、この「1987」は僕自身のリベンジです。
1987年といえば、the wanderersを解散した翌年です。
録音機材を買って色々作ってみたものの、音楽理論もからっきし分かっていないし、録音技術もないし、ということで、理想とするものにはまったく及びませんでした。
その頃の洋楽というのは、ブリティッシュ勢を中心に、多様でポップな音楽に溢れており、自分の能力の無さに打ちひしがれたものです。
そして、あれから34年が経ち、当時よりも音楽の知識・経験がいくらか増えた今、あの頃に戻って制作をしたい、と(笑)
そんなわがままなタイムスリップアルバムがこの「1987」です。
三十年以上経っても1986、1987と、一年ずつしか時を進めることの出来ない不器用な人間ですが、これが今まで僕が生きてきた中での集大成です。
皆さんに愛聴頂ければ幸いです。
●曲解説
1.Change the finder
この曲はまさに、1987年に作ったものです。
一度、当時のMTR(マルチトラックレコーダー)で録ったこともありました。
ただ、Bメロの収まりがずっと引っ掛かっており、昨年ようやく納得するBメロが出来ました。
そういう意味では34年後のリベンジアルバムに最も相応しい曲ではないかと思います。
歌詞は鳥かごから飛び立つ鳥のように、ぼくらも自分の周りの世界を変えられるんじゃないか、変えて行こうよ!そんなことを歌っております。
2.This is cool!
WDRS再結成後に初めて作った作品です。
ずっとロックを聴くことも作ることも避けて生きていましたが「素直になればやっぱりこれが好き!」
そんな気持ちと、再結成の喜びが、曲と歌詞に込められています。
この曲はギターソロからCメロまで全て完成していたので、ショートバージョンで作るのか、最も悩んだ曲でもあります。
3.Create the new world
曲自体は1990年頃に作っていました。
サビの部分に納得が行かず形になっていませんでしたが、WDRS再結成後に今の形に落ち着きました。
「アップテンポのパンクロックにダンスビートを融合させたい!」そんなチャレンジ精神で作った曲です。
歌詞は善と悪の戦いのことを歌っております。
愛ある平和な日々が訪れることを祈っております。
4.Going crazy
WDRS再結成後に作ったものです。
80年代のガレージパンクのようなものをイメージして作りました。
ただ、仕上がりはDogfightの楽曲のようになったかも知れません。(自然と影響を受けていますからね😆)
君がどうなっても僕は一緒にいるよ。大丈夫だよ。
そんな気持ちを歌っております。
僕は息子のことで悩んでから、誰にも価値がある、見捨てない、という気持ちが増したように思います。
5.Midnight hour stasion
この曲は1986年に作り、the wanderersの解散ライブでtaishoのボーカルで一度だけやったことがあります。
(その音源を誤って消してしまったことが悔やまれます)
再結成後、WDRSの楽曲候補として上げていましたがテーブルには乗らなかったことから今回のラインナップに入れました。
タイトルは当時からなぜかMidnight hour stasionでしたが歌詞は今回書きました。
誰もが辛いときに自分だけの心の支えの音楽を持っている。そんなことを歌っています。
6.Free bird
アルバムの1〜5までは決まっていましたが、この辺りでゆったりした曲が欲しいと思い、昨年作ったものです。
この曲だけは1987というよりも完全に60年代中期のテイストですね。
そちらも大変好きな年代なので、このような形のものが出来て嬉しく思っています。
今は自由に飛び立ちたい、という気持ちが強いのか、一曲目にも通ずるかのような歌詞になりました。
それぞれ生まれて来た目的に沿って、飛び立てればいいですね。
7.Love emotion
アルバムの流れとして、ここでThis is cool!のようなシンプルなロックがもう一度必要、と思い作った曲です。(ジョーン・ジェットかテイラー・スウィフトが歌いそうな曲が出来た、と最近ブログに書いていた曲です)
行動制限だらけの世の中、人とのつながりや、愛が欲しい!そんな思いを込めました。
8.Endless rain
このアルバムで一番最後に作った曲です。
アルバムのラスト曲を際立たせるために、もう一段階落とした曲が必要と思い作りました。
サビのギターのリフレインをとても気に行っています。
好きなギタリスト、エッジですからね(笑)
曲を作った時からEndless Rainと自然に歌っていたので、そのイメージからこの曲だけはラブソングになりました。
9.One summer's day
WDRS再結成初期のフレッシュな時に作った曲です。
すぐにお気づきと思いますが、この曲はアルバム「1986」に収録された「to the one」のアンサーソングになっています。
一度終わってからスローテンポになるアレンジもTo the oneと同じですが、僕はギタリストですからギターで返しました。
僕から見たあの夏の日は、
いつまでもこの心にあります。
chuma@WDRS