「十七歳の地図」直系の楽曲タイトルはもちろん

 

 

バイクで闇蹴散らし
窓ガラス叩き割って
つまらぬルールを破壊しながら

 

 

と、「15の夜」や「卒業」に通じる一節など

尾崎豊さんを連想させるキーワードの数々を

メンバー全員が50代になったMr.Childrenさんの現在地と重ね

 

日本の音楽シーンをリードしてきたバンドが

穏やかで美しいメロディと共に歌う

 

 

求められるクオリティ
今日も必死で応えるだけ
「偶然」に助けられ
なんとかやって来ただけのこと

 

というのは、自虐や謙遜を差し引いても強烈なインパクトがあり

エゴや衝動を原動力としてサバイブするバンドとの

差異を明確に決定づけているようで。

 

 

そして、なんと言っても

アルバムのリリース前日に公開された、この曲のMVは

架空のおやじバンド「MR.ADULTS」が登場する

20年前のシングル『 くるみ 』MVのセルフ・オマージュ

になっています。

 

 

 

公式MVです。 ↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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作詞:桜井和寿 

作曲:桜井和寿

 

 

誰にだって
「独りになれたら」と願う
そんな時がある
営みの中じゃ何でもない顔をして
やり過ごすけど

不平を言わないのは
不満ひとつない訳じゃない

時々何もかも投げ出したくなるさ
自由ってやつは
ティーンエイジャーにだけ
かかる魔法じゃないはずだろう?
バイクで闇蹴散らし
窓ガラス叩き割って
つまらぬルールを破壊しながら
昂る鼓動を感じれたなら
嗚呼

求められるクオリティ
今日も必死で応えるだけ
「偶然」に助けられ
なんとかやって来ただけのこと

自信なんて無くても
あるように見せれるさ

少し足を止めて
景色眺めるのも良い
そう自分に言い訳しながら
ぬるいコーヒーで愚痴を飲み込もう
自分で蒔いた種を
拾い集めるだけの日々
先のことなど何も恐れずに
この瞬間に生きていれたら
嗚呼

どこにも逃げれない
そう過去にも未来にも
孤独の意味を知った友よ
同じ迷路で彷徨う友よ
今日の日を這いずり
窓から空気吸って
似てる仲間が
ここにもいるよ
互いの背中讃えながら
行こう

似てる仲間が
ここにもいるよ