日本も戦時下⑱ | トーキングドッグ

日本も戦時下⑱

都知事選の争点の一つとして「都民は神宮外苑再開発をどうしたいのか」がある、と言われているが、神宮外苑をどうしたいかというよりも、あのやり方でいいのか、ということだろう。デベロッパーの金儲け最優先。いっちょ噛みしている大企業(マスコミ含む)、「お友達」の金儲け最優先。アベ自民党的やり方。


だいたい神宮外苑再開発に反対するのなら、東京五輪に反対するべきであった。東京五輪の意義は、再開発のための規制緩和の口実だったのだから。ゆえの今更感。わかっていて今頃、という人たちも多々。都合がいいよな。


今回立候補している田母神氏は「拙速な進め方では、一部で得をする人のほかは、みんな不幸だ」とコメント。こんな当たり前のことをいちいち言わなければならない徒労感。


「都が首を突っ込む問題ではない」という意見も見かけたが、いやまさに都が首を突っ込むべき問題だろう。全体としてうまくいくように規制、利害調整するのが行政の役割なのだから。全て自由に任せるのなら存在する意味がない。まあわかっていて言っているのだろうが。何が楽しいのか。




 幼稚な国家、社会、国民…。