コトの起こりはこうやった。


半グレのカワノが、

兄貴分で気性の荒いデコッパチのカンジのダチであるブラック企業経営者のトウ坊が高飛びするという噂を聞き、

それをカンジに言いつけた。

カンジは多額の金をトウ坊に貸していたので逃亡されては困るんやった。

やから、

カワノとそのコンビである、

フジキとアズマも連れて、

トウ坊が住む丘の上の一軒家に向かった。

カンジはトウ坊を見つけると、

「トウ坊❗️高飛びするのは本当か⁉️」と凄んだ!

トウ坊は、

「そうだよ」と言い、

同時に、

鷹を連れた鷹匠が現れたので、

カンジに、

「イマから鷹が大空を舞うよ」と言い、

鷹匠が放った鷹が飛び回るサマを見せた。


カンジは鷹飛びを見せてくれたトウ坊にお礼を言って別れ、

カワノに、

「こらカワノ❗️高飛びやなくて鷹飛びやないか⁉️俺のダチを馬鹿にするなよ❗️」とキレて😡

3時間近く怒鳴りつけた!


当然ながら、

解散した後カワノは不機嫌やった。

タカトビと聞けば誰でも逃亡すると捉えて当たり前なのに😠と、

ふてくされた。


その夜カワノはやけ酒して、

朝まで飲みまくった。

そして、

気分転換に海辺に行った。

その時、

昭和ドラマ風にうっぷん晴らそうと、

海に向かって、

「馬鹿野郎❗️❗️」と叫んだ!

すると、

海の岩場から小型船が出て来て、

猛スピードでカワノがいる浜に全速力でやって来た。

呆気に取られたカワノは、

小型船にカンジが乗っていたことを知り驚いた!

カンジは怒りに震え💢

「こらカワノ❗️きのう怒鳴られたことを根に持って俺を馬鹿野郎と言ったな❗️」と怒鳴った!

カワノは必死に昭和ドラマの真似をしたと説明したが、

カンジは、

「昭和ドラマもナニも不服があったことには変わらんやろが❗️」と怒鳴り、

昼まで大声説教をしたという。