アベケイこと啓介が、

大好きな映画『星になった少年』のDVDを見ていた。


そこにケイザブロウがやって来て、

『星になった少年』をちらっと見て、

「いい映画でした。感動しました」と言った。

啓介は、

「今来たばかりで映画の途中なのに全部見たようなことを言うんだね」と言い返したので、

ケイザブロウは土下座して、

「失礼いたしました!社交辞令でした!」と強く詫びた。(社交辞令というより常識知らずの感が強いけど------🤔)

そして、

ケイザブロウは啓介に、

どんな映画なのかを尋ねた。


啓介は、

象使いを志してタイまで行って、

立派な象使いになった少年が、

交通事故死するまでの青春の紆余曲折を描いた映画であることを説明して、

しかも、

この映画は実話だと教えた。


ケイザブロウはしばらく考えて、

「啓介。小杉くんを覚えてますね?」と尋ねたので、

啓介は頷いた。

ケイザブロウは、

「小杉くんは高校生の時両親が離婚して、お母さんが引き取りました。その後お母さんは再婚したんですけど、小杉くんは再婚相手の苗字であるになったのでくんと呼ばなければいけなくなりました」と語った。


啓介は、

「へえー。星になった少年だね」と感心した。

ケイザブロウは、

「星になった少年は2人いるのですよ」と得意げに言った。