花愛好じじいのミヤザキは、
ひと月前に、
生牡蠣にあたった。
本人は、
「年末ジャンボ宝くじには当たらないで、生牡蠣にあたった」と、
ガチギレして、
牡蠣は安全に食うべしと、
干し柿を作って、
「安寧秩序に干し柿食え」と訳の分からんことを言った。

が、
ケイジロウ、レフティ、
ナンデ海産物の牡蠣が果物の柿になってしまったのか?
この疑問を解決することなく、
玉虫色の結末を受け入れる。

ミヤザキは、
干し柿を取り入れる際に、
5個も地面に落とした。
干し柿するには、
半端やない手間暇かかる。
5個も処分するのはイタイ。
ミヤザキは、
「仕方ない。音無しオンナに食わすか😏」と言って、
音無しオンナのところに持って行った。

音無しオンナは、
干し柿と男遊びが三度の飯より目がない!
やから、
喜んで、
すぐに食したが、
「少しざらざらするわ」と言った。
ミヤザキは、
「北風に凍えていた干し柿が、いきなり暖かくなって、汗かいたんやろう」と答えたので、
音無しオンナは気にかけることなく食べた。

後の、
マトモな物は、
俺らに、
振る舞い柿と称して配った。
俺は干し柿嫌いやから、
馬爺にやった。