僕は過去の過ちを、何故また繰り返してしまったのだろうか


同じ選択肢を選んだ訳じゃないのに


ENDはいつも同じ、BADENDだ。



自分の選んだ道で誰かが傷付いてしまう


否、違う。


選んでいたのはいつも、あなたの方だ。



顔も、性別も、年齢も違う、貴女と君。


それでも似ているから


どうしても重ねてしまうんだ。



生まれ変わりかと思うくらい


純粋で、真っ直ぐな目で僕を見る。


「俺がお前の二重人格、治してやるよ!」



その言葉が


僕の止まった時を動かした。


また、はじめから始まる


僕の人生ゲーム