何事か起きた時、「あの時、なんでもっと準備しておかなかったのか」と悔やむこともあれば、「なんだ、そこまでのこともすることなかったな」と思うこともある。
準備不足を後から嘆いたり、取り越し苦労になんだか損した気分になったり。
僕らがそうしたことを感じるのは、「今」という時点から見てのことだ。
そして、何かの準備をしていた時も、それはその時点での「今」に感じたことをやっている。
僕らができることは、「今」何をするかということだけなんだと、つくづく思う。
思い悩んで、何もできないという状態があったとして、それも「今」の自分がしていることだ。
「今」の時点が自分の最先端だ。
だが、どうも時々、「今」という感覚を忘れがちになってしまう。
マインドフルネスとか瞑想の中で、呼吸に意識を向けるというのがあるけれど、これも自分の感覚を「今」に戻すために行う手段の一つだ。
自分を見つめるにしても、「今の自分」を見つめるということが、まずは大事なんだと。
あまりのことにパニックになっていると、それは「我を忘れる」という状態になる。
「今」感じていることは「パニック」だけれど、それを感じている「自分」を見ていない。
自分がパニックになっている、と見つめることができれば、その時点でパニックは治まる。
「今」の「自分」を見つめる。
もう一度、基本に立ち返りたいと、思うのです。
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