総理大臣を決める「自民党総裁選挙」は、既に見た通り
「直接選挙」ではないし、
「普通選挙」ですらありません。
自民党会費を支払っているごく一部の内輪層だけに投票権があり、国会議員クラスの自民党員ではさらに格差のある投票権利がもっている。
党内の「なあなあ」ムードと派閥間の忖度で総理大臣が決まってしまうわけ。
「シン・ゴジラ」のセリフを思い出します。
(志村)派閥の年功序列と首班指名の功労賞で大臣になれた人が、臨時とはいえ総理ですよ
(矢口)次のリーダーがすぐに決まるのが、この国の長所だということがよく分かった
私達が「総理」決定については、何もすることができないのは制度上明確ですが、
一方で、「総理」に「No」とつきつけることはできます。
「あんたが総理じゃ、ついていけないよ」という意思表示。
それは、「自民党に投票しない」ということです。
よく、投票行動に消極的な若者達に向かって「選挙にいこう」とか呼びかける人がいますけれども、私は昔から、そんなことせんでいいのに、と思ってました。
「選挙に行かない」というのも、はっきりとした「政治態度」であって、よく知らんおっさんから「選挙に行け」などとお説教される筋合いはないのです。
参政権は、「権利」であって「義務」じゃないからね。
国民の義務は、「勤労」「納税」「教育」であって、「投票」は義務でもなんでもないわけ。
もしも、今回の自民党決定に不満があるなら、それへの合理的な対抗策は、唯一、「自民党に投票しない」しか残されていないのです。
で、野党にもなんら期待ができない場合、「白票を投票する」か、「投票所に行かない」という選択肢しかないですよね。
私の考えですが、今の野党は、あきらかに自民党以下。自民党みたいに「中央で」「いばりたい」けれども、「力が及ばない」から、「野党」に入り、「自民党の重箱の隅のミスとかスキャンダルとか失策とか」を「血眼になって探して」「単に自民党の足を引っ張ろうとしているだけ」みたいな、「文春」みたいなもんじゃないですか。自民党に「嫉妬」しているだけで「何の役にもたたない人々」の集団でしょ。(個人の感想です)
そんな「自民党を攻撃することだけしか考えていない野党」には、自民党以上になんの期待も持てないのは当然。
だったら、どこに投票すればいいのか?
政治家に何かを期待することが無理じゃん、と若者のように、「選挙に行かなくなる」のがそりゃ当たり前なのです。もっとも正しい政治態度だとすら言える。
強いて言うなら「既存の政治家たちには期待できない」と自分で立候補するしかない。
でも、立候補とか大変じゃんね。普通に考えて無理でしょう。
だから、無言の態度をとらざるを得ない。
中央で我が物顔の国会議員たちを、「シラーっ」とした顔で無視するしかできない。
石破さんの総理決定を受けて、日本の「株価」がドドーンと下がったというのも、笑えます。
あれはおそらく「国際評価」がくだされたということじゃないでしょうか?
「そんなキモいオヤジになんか総理がつとまるかーい」という海外投資家筋の判断。
お気持ちよくわかります。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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