4月の中旬に生まれて初めての大腸カメラを受けました。
なぜ受けたかというと、およそ8年くらい前から
下腹部が定期的に痛むこと。
病院へ行っても、具体的なことはわからず、
適当に運動とかして体質改善とかやって、良くなってきました。
ですが、今度は、
お尻の奥の方(尾骶骨の裏側付近)が、
痛くなり、症状としては突然不意に、
そこが、『ぎゅーっと』握りしめられるようななんとも言えない痛みが、5分くらいつづき、やがて治まります。
んでこれがまた、結構な痛みなんです。
それで、意を決して、もう年齢的にも、突然病魔に襲われてもおかしくはない年齢なので、病院に行きました。
先生に症状を伝えると、
「それね…おそらく」
「自分も学生時代になったことあるんだけど、
《消散性直腸肛門痛》だと思います」
しょうさんせいちょくちょうこうもんつう。
原因は不明らしいです。精神的なものとか、疲れとか、運動不足とか。
まだ原因ははっきりとしていないため、治療法も確立されていません。
処方される薬は、先生曰く、色々調べて一番これが有効ですと言って出されたのが、安定剤です。
まぁ、特に何かに発展するようなものではないらしいので、それはよかったなと。
それでも、やっぱり気になるので、先生に大腸カメラをお願いしました。
カメラをやろうと思った理由は二つあって、
一つ目が、やっぱり気になるから。
二つ目が、興味があったから。話しのネタに。
二つ目の理由を誰かに話すと、
変態を見るかのような視線がひしひしと伝わってきます。
元健康オタクからすると、大腸カメラはアトラクションです。健康エンターテイメントです。
ものすごく憂鬱なアトラクションです。
富士急のフジヤマみたいな感じです。
(ちがうか)
さて、今年の2月にカメラの予約をし、
4月に入った途端、検査が憂鬱になり、
検査2日前から、食事がお粥などの消化の良いものなります。
もう、憂鬱が最高潮。
やめればよかったと何度も思ったわけです。
そして。検査当日になります。
自分の検査は夕方の4時だったので、
下剤を朝7時半からのみ、
約2リットルを9時までに
1時間半かけて、こまめに飲み干します。
一気に飲んでしまうと下剤の効果が出づらく、検査に支障をきたしてしまいます。
なので、大体お昼くらいまでは、
トイレに行ったり来たりして、
憂鬱さを感じる余裕はありません。
そして、覚悟が決まっていきます。
(命がかかってるわけでもない)
ただ、
お尻がヒリヒリするので、気をつけてください。
大体お昼くらいになると、
トイレに行く回数も少なくなります。
そしていよいよ、病院へ向かいます。
検査着に着替えます。
この検査着は、お尻の部分だけ開くようになっていて、歩いてもお尻が丸見えになる心配はありません。
ベッドに横になり、まずお尻の力が、
あ、ここではお尻と言っておきますが、厳密にいうと『肛門』です。デリケートな話なんで、
お尻と言っておきます。
そう、お尻の力が緩くなる点滴を打ちます。
自分は痛みに超弱いので、点滴針を刺しただけで
貧血になりそうです。。
それから約15分くらいして先生が来ます。
その間看護婦さんは僕のお尻側には行かない配慮をしてくれます。全然恥ずかしくないです。
2年前にお尻の手術をしたことがある僕にとっては、お尻を見られることはもう躊躇がありません。(病院では)
最初は恥ずかしいですよ。でも、それどころじゃありませんよね。
最初の肛門科は約2年前。
ものすごくお尻が痛くて、診察してもらったら、麻酔して、出来物切ってみますねって言われて、麻酔してるのにものすごく痛すぎて、
処置が終わり、先生に結果を聞いてたら、
貧血で倒れて意識失いました汗
それぐらい、痛みに弱い。
検査の話に戻ります。
点滴をして先生が入ってきて、電気が暗くなり、
いよいよ内視鏡が入ります。
『痛くないみたいだよ』って奥さんから聞いてたけど、僕が痛みに弱いせいなのか、痛みというより、気持ちが悪いんですね。
なんかこう、食べ物で当たった、下しちゃった時みたいな、お腹のぐずぐず感。が、定期的にやってきます。
カメラが入った時の感覚はあまりないけど、
そのぐずぐず感がとても苦痛でした。
およそ感覚で20分くらいでしょうか?
『はい、終わりまーす…なんともないですよ」
「あーよかったぁ」と、ホッとしますね。
検査着から服に着替え、手を洗い、靴を履き、鏡に映る自分がなんか誇らしげで笑
すごく達成感がありますね。富士山登った時よりも、視界が晴れました🌞
もうスッキリです。何も怖いものなんてない。
そんな感じです。
フジヤマを制覇した時よりも爽快です。
先生がもう一度画像を確認しながら、
詳しく説明を聞きました。
腸ってほんとに焼肉のホルモンみたいになってるんですよ!
ヒダヒダしてて。
ポリープもなくよかったデス。
もし、そこでポリープがあったら、
その時に取ってくれます。
やってよかったですよ。
やっぱり健康以上に大事なものってありませんから。
検査前は何か見つかったらどうしようと思って、
何年も検査をためらっていました。
その間、何かが進行していたらどうしようか、とも思っていました。
だけど、行きたくない、怖かったです。
でも、まだ、死にたくないし、やりたいこともいっぱいある。そう思うと、行くしかないですよ。
やってみると、大したことではない。
早ければ早い方がいい。
大腸がんは、男性の10人に1人、女性では12人に1人、がんでの死亡数一位は男が二位、女性は一位が大腸がん。
日本人で大腸がんを患う患者さんが増えているみたいです。食事環境の変化などで。
早期で発見できれば100%に近い割合で完治するそう。ですが、大腸がんは早期の症状を感じられないので、症状が出た時にはすでに進行している可能性が高い。
なので大腸がん健診が有効になってきます。
便潜血検査で陽性が出たら、精密検査をしてもらいましょう。
なんと言っても、早期発見、早期治療。
自分の命を積極的に守りたいですね!
あなたの命はあなただけのものではないというけれど、誰も.親でさえも、この命は変わってはくれませんからね。
自分自身で守らなきゃいけません。
結局、あなたが健康で普通に暮らしていることが、他人にとっても幸せ。みんなで助け合って生きていくことの大前提は『健康であること』は間違い無いです。
それが保険払ってることの意味ですよね。
健康でいる義務がある。だけど、それでも病に侵された時はみんなで助け合いましょうって。
病になってしまう前にやるべきことはたくさんありますよね!
そこにもっと投資できればいいですね!
そっちの方がお金も時間もかからなくていい。
自分もなるべく長い間健康でいられるように、
いやだけど、検査はしておこうと思います!
あと、検査後の空っぽのお腹に、辛いものなど刺激物を入れると、下しますので要注意!
見事になりました!
だけど、一発目にお腹に入れたものは、美容サプリメント!褒めてください!
美の追求者デス!
ゆっくり、お腹に入れましょうねー
あなたの健康をお祈りしております🙏
長文ありがとうございました😭
戸塚拓也