今回のブログは救命・救急講習に関する内容ですが、話がごちゃごちゃしてますので頭が痛くなるかも知れません m(_ _)m
前回のブログで救急法に関する講習を受ける予定と書きましたが、講習内容を知っている方はアレ?と思われたかも知れません。
今の時期に慌てて消防署や日本赤十字社での講習を受けなくても、と感じた方も少なくないでしょう。
その理由は去年10月に発表された、新しい心肺蘇生法ガイドラインにあります。
過去に2000年、2005年と5年おきに改訂されてきたガイドラインが、2010年10月に新たな改訂版として公開されました。
ガイドラインについて補足説明をしますと、心肺蘇生法に関するガイドラインは国際的なもので、国際蘇生連絡協議会(ILCOR)における国際コンセンサス(CoSTR)をもとに、それぞれの地域で各国の事情を加味してガイドラインを策定しています。
具体的には、アメリカ心臓協会(AHA)のAHAガイドラインや、ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)のERCガイドラインといった感じで、日本の場合は日本蘇生協議会(JRC)が日本救急医療財団と合同でJRCガイドライン 『救急蘇生法の指針』 を策定しています。
そして今改訂では時期を同じくして、CoSTR2010、AHAガイドライン2010、ERCガイドライン2010、JRCガイドライン2010(ドラフト版)が10月に一斉に公開されたのです。
(2005年の改訂時は、JRCガイドラインだけ半年遅れで公開されました)
よく応急手当本などに 「ガイドライン2005に準拠」 などと書かれているのがそれですね~。
それから救命・救急に関する講習ですが、国内で一般市民が受けられるものとしては、消防署の救命手当コースや日本赤十字社の救急法以外にも、アメリカ心臓協会(AHA)と提携している日本ACLS協会のAED/BLSコース、MFA JAPANのメディック・ファーストエイド(MFA)の訓練プログラム、ダイビングのPADIジャパンが提携して提供しているエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)などがあります。
そのうち、日本ACLS協会のAED/BLSコースがAHAガイドライン2010に対応している以外は、現時点でいずれも旧ガイドラインに準拠した講習内容になっております。
(それぞれのホームページを見た限りですが)
消防署や日本赤十字社はJRCガイドラインに準拠しておりますので、JRCがドラフト版から確定版にしない限り、新しい内容の講習は受けられないかと思ってます。
今回の改訂ではBLS(一次救命処置)/CPR(心肺蘇生法)以外にも、ファーストエイド(応急処置)に変更が入っておりますので、自分が受けようとしている救急法の講習は本来であればもう少し待った方がいいのです。
じゃあ何故受けるかといいますと、単に夏までしか時間が取れそうにないからです!!
(それだけか!(ノ ̄皿 ̄)ノ)
長々と失礼しました~。
前回のブログで救急法に関する講習を受ける予定と書きましたが、講習内容を知っている方はアレ?と思われたかも知れません。
今の時期に慌てて消防署や日本赤十字社での講習を受けなくても、と感じた方も少なくないでしょう。
その理由は去年10月に発表された、新しい心肺蘇生法ガイドラインにあります。
過去に2000年、2005年と5年おきに改訂されてきたガイドラインが、2010年10月に新たな改訂版として公開されました。
ガイドラインについて補足説明をしますと、心肺蘇生法に関するガイドラインは国際的なもので、国際蘇生連絡協議会(ILCOR)における国際コンセンサス(CoSTR)をもとに、それぞれの地域で各国の事情を加味してガイドラインを策定しています。
具体的には、アメリカ心臓協会(AHA)のAHAガイドラインや、ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)のERCガイドラインといった感じで、日本の場合は日本蘇生協議会(JRC)が日本救急医療財団と合同でJRCガイドライン 『救急蘇生法の指針』 を策定しています。
そして今改訂では時期を同じくして、CoSTR2010、AHAガイドライン2010、ERCガイドライン2010、JRCガイドライン2010(ドラフト版)が10月に一斉に公開されたのです。
(2005年の改訂時は、JRCガイドラインだけ半年遅れで公開されました)
よく応急手当本などに 「ガイドライン2005に準拠」 などと書かれているのがそれですね~。
それから救命・救急に関する講習ですが、国内で一般市民が受けられるものとしては、消防署の救命手当コースや日本赤十字社の救急法以外にも、アメリカ心臓協会(AHA)と提携している日本ACLS協会のAED/BLSコース、MFA JAPANのメディック・ファーストエイド(MFA)の訓練プログラム、ダイビングのPADIジャパンが提携して提供しているエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)などがあります。
そのうち、日本ACLS協会のAED/BLSコースがAHAガイドライン2010に対応している以外は、現時点でいずれも旧ガイドラインに準拠した講習内容になっております。
(それぞれのホームページを見た限りですが)
消防署や日本赤十字社はJRCガイドラインに準拠しておりますので、JRCがドラフト版から確定版にしない限り、新しい内容の講習は受けられないかと思ってます。
今回の改訂ではBLS(一次救命処置)/CPR(心肺蘇生法)以外にも、ファーストエイド(応急処置)に変更が入っておりますので、自分が受けようとしている救急法の講習は本来であればもう少し待った方がいいのです。
じゃあ何故受けるかといいますと、単に夏までしか時間が取れそうにないからです!!
(それだけか!(ノ ̄皿 ̄)ノ)
長々と失礼しました~。