★★★+
鑑賞No:00915
製作:1999年/アメリカ/131分
監督:ルイス・マンドーキ
出演:ケヴィン・コスナー/ロビン・ライト
離婚して間もないシングルマザーのテリーサは、休暇を過ごしにやってきた海岸で手紙の入ったボトルを拾う。それはキャサリンという女性に宛てたラブ・レターだった。その内容に胸を打たれたテリーサは勤務するシカゴ・トリビューン誌に持っていくと、オフィス内でも感動の渦となり、やがて新聞に全文掲載されてしまう。新聞掲載について何も知らなかったテリーサは激怒するが、読書の反響は大きく、何百通もの感動の手紙が新聞社に送られてくる・・・・・。
ベタなラブ・ストーリーといってしまえばそれまでですが、メッセージボトルがきっかけで恋が芽生えるというのは、何か夢があってよかった。ただし、夢のあるドラマなら最後まで夢を見させて欲しかった。ラストですごい切ない現実に戻されたようで、後味という点では必ずしも良くなかった。大人向けのラブ・ストーリーということもあり、やや地味になりがちな内容だが、今は亡きポール・ニューマンが映画全体に彩りを添える光る演技をしているのが印象に残る作品。