★★★
鑑賞No:02419
製作:2013年/アメリカ/131分
監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニー・Jr./グウィネス・パルトロウ
人類滅亡の危機を救ったアベンジャーズの戦いから1年、トニー・スタークはアイアンマンスーツのさらなる開発に没頭していたが、合衆国政府は国家の命運をヒーローという個人の力にゆだねることを危惧していた。そんな時、謎のテロリスト、マンダリンが動き出し、その壮絶な攻撃の前にトニーは全てを失ってしまう・・・・。
前2作と監督が変わったせいもあるのか、トニー・スタークがヒーローとはやや遠い、等身大の一人の男として描かれているシーンが多い。アベンジャーズの戦いのせいもあるが、不眠症やパニック障害にくるしむなど、ヒーローらしからぬ設定である。アイアンマンスーツの装着も思い通りにいかないことが多く、キリアンの前に大いに苦戦する。それでも、飛行機から落下した11人の乗客乗務員を救出するシーンなどは息をもつかせぬスリリングなシーンで活躍する。敵役のキリアンは不死身に近く、最強の敵であったが、拍子抜けしたのはベン・キングズレー演じる首魁のマンダリン。存在感あるベン・キングズレーだけに大物敵役を怪演してくれると期待していたのだが・・・・。