★★★★+
鑑賞No:02299
製作:1996年/アメリカ/108分
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:ジェニファー・ティリー/ジーナ・ガーション
5年の刑期を終えて出所し、マフィアのビアンキーニ一家の下で働くことになった泥棒のコーキー。彼女はシーザーの情婦ヴァイオレットと知り合い、女同士で恋に落ちる。ヴァイオレットはコーキーに、組織の金二百万ドルを奪い、ビアンキーニの息子のせいにして逃亡しようと持ちかけ、二人はまんまと金を奪うことに成功するのだが・・・・。
とても面白いという評価を聞きながら、同性愛映画ということでちょっと引き気味に観始めた映画だったが、何でもっと早く観なかったのかと後悔させられた映画。マフィア相手に組織の金を強奪するというハラハラドキドキの設定に、さらに二転三転する予想のつかないストーリー展開。そしてこのレズの関係で結ばれた二人は本当に味方なのか?実は敵なのか?最後まで疑いながら観てしまう、極上のクライム・サスペンスに仕上がっています。お勧めです。