★★★★
鑑賞No:02347
製作:2012年/アメリカ/165分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ/ジェイミー・フォックス
黒人奴隷のジャンゴは、テキサスの荒野で賞金稼ぎのドイツ人・キング・シュルツ医師と出会う。シュルツはブリトル三兄弟を追っており、ブリトル三兄弟の顔を知っているジャンゴを解放し、追跡に同行させる。そして三兄弟を見つけ出し、仕留めてしまう。ジャンゴの腕を見込んだシュルツは、彼を相棒にすることにし、シュルツに心を許したジャンゴは、自分にはブルームヒルダという妻がいることを告げるが・・・・。
165分という長尺の西部劇だが、その長さを感じさせないほど集中させて魅せてくれる。特に中盤からのキャンディ・ランドに乗り込んでからの、レオナルド・ディカプリオが登場してからの緊張感は半端ではない。まさに最後までドキドキしっぱなし。特にディカプリオの、一見紳士っぽい言葉づかいながら、実はとても冷酷な大農園主のキャンディを好演していた。タランティーノ映画なので、ハチャメチャな銃撃戦が満載かと思いきや、割とスタンダードな展開で、見ごたえはあるものの、チョット肩透かしを食らった感があったが、ご安心を。後半、その思いを吹き飛ばすかのような激しい銃撃戦が用意されています。