★★★
鑑賞No:01987
製作:2009年/アメリカ/85分
監督:アレックス・パストー/デヴィッド・パストー
出演:クリス・パイン/ルー・テイラー・プッチ
兄ブライアンと弟ダニー、ブライアンの恋人ボビー、ダニーの級友ケイトの4人は、世界中に蔓延する致死率100%ウィルスから逃れるため、人気のない海岸を目指して車を走らせていた。しかし途中で車が故障し、やむなく途中で見かけた感染者親娘の車に同乗するが・・・・。
ある程度、あらすじを読んでから観ないと、最初説明がほとんどないので状況が良く分からず、何の映画か分かりません。予告編を観ると、何かゾンビもの的な感じでしたが、実際はゾンビものではなく、むしろ極限状態に置かれた人間がどうなるかという点に重点を置いているよう。結末に未来は見出せず、悲しいストーリー展開で、観終わっても重苦しい気持ちが残るだけだが、人間の本性やエゴを至る所で垣間見れる映画。残酷で非情な内容だが、いざ自分が同じ立場になったとすると果たして?と考えさせられる。