★★★+
鑑賞No:01989
製作:2009年/韓国/146分
監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ/キム・ドンウク
1996年、韓国で冬季オリンピック誘致のために正式種目の一つであるスキージャンプの国家代表チームが急編成される。元子供スキー教室の講師パン・ジョンサムが国家代表コーチに任命され、彼の口車に乗せられてメンバーが集まってくる。その一人ボブは、元ジュニアアルペンスキー米国代表だったが、この機会を利用して韓国にいる実の母を捜そうとするが・・・・。
実話がベースらしいが、どこまでが実話で、どこまでがフィクションか良く分からない映画だった。内容的には「クール・ランニング」のようだが、オリンピックを目指す動機はやや不純で共感はしにくいし、至る所おバカなギャグや無理やり笑わせようと作っているところがあり、真摯に取り組む感があまり伝わってこない。それでも終盤の長野オリンピックシーンではお約束どおり盛り上がるような設定にはなっている。もう少し変な笑いを抑え、コンパクトに纏めていればもっと良かったかも!? 内容の割にやや時間が長いのも難。