ソーシャル・ネットワーク | シネマ大好き!

シネマ大好き!

今まで観た映画の感想です。

★★★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02105
製作:2010年/アメリカ/120分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド


2003年。ハーバード大学生のマーク・ザッカーバーグは恋人のエリカにふられた腹いせに、学内の女生徒全員を格付けするサイトを作り、女生徒たちから悪評を買う。しかし、マークの才能に目をつけたウィンクルボス兄弟は彼に新しい学内のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のプログラミングを依頼する。しかし、マークは独自に「ザ・フェイスブック」を立ち上げ、規模を拡大していき・・・・・。


いわずと知れた世界最大のSNS「フェイスブック」の創設者マーク・ザッカーバーグの青春サクセス・ストーリーを描いた映画。第83回アカデミー賞では作品賞ほか計8部門でノミネートされるも、主要部門の受賞は逃している。(この時の作品賞は「英国王のスピーチ」)。しかしながらノミネート作品らしく、2時間という枠の中で、無駄なく、また時系列で描いていない構成の妙にも飽きさせない魅力を感じさせた。ただ、スピード感があって退屈はしないが、圧倒的な会話量と頻出する専門用語には少々辟易する場面も。今話題の「フェイスブック」ということでタイムリーな素材ではあるが、今後どうなっていくか分からないこの世界を見極めた上で、その結果を踏まえた作品として将来観てみたい気のする1本となった。(感じとしては、全然違った印象の映画になりそうな気が・・・・)少なくともこの映画の登場人物には誰にも共感できる人はいませんでした。