★★★+
鑑賞No:02110
製作:2010年/アメリカ/111分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス/モーガン・フリーマン
かつてCIAエージェントだったフランクは、今は田舎町で一人ひっそりと暮らしており、役所に勤めるOLのサラと電話でおしゃべりするのを唯一の楽しみとしていた。そんなある夜、フランクは家の中に侵入してきた3人の不審者を倒し、さらに外にいた敵も倒して逃げ去った。向うところはサラのところ。フランクは自分を暗殺しようとした敵は、サラとの電話も盗聴しており、サラも狙われると考えたからだった・・・。
ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチといった、日本で言うとすでに定年を過ぎた年齢のおじさんというか、若いおじいさんというべきか、ともかく老年世代の元CIAがともかく頑張っちゃう映画。ストーリーは単純で分かりやすいが、往年のスターを集めた割には少々安っぽい内容。やり手の元CIAとはいえ、現役のふがいなさは情けなく、高齢化社会における現代の世相をも映し出した感のある作品。