こんにちは。
たくろーです。
今回は誰でも簡単にできる
暗示テクニックを紹介します。
もしかしたら、あなたも
知らず知らずのうちに
使っているかもしれません。
それだけ一般的な話法なのに、
意識して使ってる人は少ない。
つまり、無意識に働きかける
暗示の効果が高いということです。
「マイフレンドジョン話法」と言います。
このテクニックを使えば、
相手の心を自分の都合のいいように
操作できます。
「マイフレンドジョン話法」とは
簡単に言うと、
「友達の○○が～って言ってたよ」
という話法です。
具体例を出します。
よく催眠術師が使う方法としては・・・
クライアントに
「緊張しないで、リラックスして」欲しいとき、
「リラックスしてください」と言うと、
逆に緊張が高まってしまう場合があります。
何故かと言うと、
「リラックスしてください」という発言は
「あなたは今、緊張していますよ」という
思考を働かせてしまうからです。
被暗示性の高いクライアントの場合は
そのまま言っても素直に受け止めますが、
少しかかりにくい人(被暗示性の低い人)
の場合は、相手を信用するのに時間がかかるため、
ダイレクトなメッセージは届きにくいんです。
そんな時に催眠術師は、
「この前、催眠術をかけた人は
体の力が段々と抜けていって
まるでお風呂に浸かっているような
暖かい感じが全身にフワーっと・・・」
というような話をします。
(実際はもっとイメージしやすいように
細かく説明していきます。今のは例です。)
すると、今まで体を硬直させていた
クライアントも力がゆっくり抜けていって
催眠状態に移行していきます。
これは、
第三者の話をして
間接的にメッセージを伝えることによって
クライアントの理性のチェックを
すり抜けたことによります。
自分に向けたメッセージに関しては、
意識が過敏に働きますが、
他人の話に関しては理性のチェックは
働かないのです。
所詮、他人の話ですから。
マイフレンドのジョンの話ですから。
「へ～、そうなんだ」ぐらいの感じで
聞いています。
その理性のチェックを受けないメッセージが
無意識に働きかけます。
これが、暗示です。
これを彼女との会話に応用したら
どうなるでしょうか。
例えば、
「俺の友達が片思いの子をデートに誘ったんだけど、
５回も誘って、全部奢りだって言ってんのに
断られたんだって。
５回も誘ってんだから一回ぐらいデートして
あげてもいいと思わない？」
このメッセージの暗示は
「５回もデートに誘われたら
一回ぐらいはしてあげるべき」
という(めちゃくちゃな論理ですが)
常識みたいなものを植え付けています。
「だから、俺が５回もデートに誘ったら
断らないでよ」
という意味ですw
「デート」を「エッチ」に変えても
いいと思います。
マイフレンドジョン話法では
・自分の経験
・知り合いの体験
・一般論
を話すことを考えてください。
「今時、キスぐらい
付き合ってなくてもするよね？」
とかでも一般論になります。
一般論は、客観性が高い分
かなり受け入れられやすいです。
とにかく、相手に向けて直接伝えるんじゃなく、
第三者(もしくは自分)の意見として
間接的に伝えることが大事です。
あなたも意外と自然に使っているんじゃないですか？
これからは意識的に暗示を仕掛けてみてください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。