宅浪生のためのブログ
  • 28Jun
    • ■受験生の夏(英語の参考書篇)

      ここのところレポートの提出等々で忙しくて全然更新できていませんでした。今回は、前回の続編という形で『英語の参考書篇』を記事にしたいと思います。◆長文この記事を書くに際して、書店で英語の長文問題集を眺めてきましたが、どれも似たり寄ったりで、突出して良い長文の問題集はありませんでした(主観的な判断によるものです)。ですが、構文解釈のページがきちんと設けられており、またCDが付属していた東進ブックスのレベル別問題集は紹介に値すると思ったので、Amazonのページを載せておきます。(レベルは3、あるいは4あたりからをお薦めします。それ以前は易しすぎます。) 英語長文レベル別問題集 4中級編 (レベル別問題集シリーズ) 972円 Amazon 英語の長文に関しては良い問題集を選ぶことよりも、とにかく場数を踏むことが大事だと思います。個人的にオススメしている勉強方法が、一日3題の長文を解く、と言うものです。勿論、人それぞれ英語にかけられる時間は異なるので最終的なところは皆さんに依拠しますが、夏の間に100題以上取り組んだという事実とその経験値が秋以降にもたらしてくれる効果は計り知れません。私の知人がこれを実践し、彼は私が夢見ていた大学に受かりました。◆構文構文知識はなるべく夏前に一応の完成を目指しておきたいところですが、夏に一冊だけ構文の参考書を回したいのであれば、迷わずポレポレを選ぶべきだと思います。正直、ポレポレの難易度と問題量を勘案すれば、遅くとも2週間で1周できるくらいのスピーディさは兼ね備えているのが理想だと思います。ですので、構文系の参考書に取り組もうと考えている方は、是非書店で眺めてみてください。 ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式 818円 Amazon ◆文法文法に関しては、竹岡先生の新刊をお薦めします。600題という精選された問題群で、文法事項において差がつきやすいとされるところをカバーしていくというコンセプトで作成された、と記憶しております。私は個人的にネクステのように、あれこれ詰め込んだ問題集は好きではないので、こちらをお薦めします。(ですが、現状の入試傾向を踏まえると、ネクステをやらないのは危険だと思います。夏以降のネクステの周回効率を上げるための一冊と考えると良いかも知れません。) 竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題 (大学受験プライムゼミブックス) 1,404円 Amazon ◆英作文英作文に関しては、夏の間は例文暗記に徹するべきだと思います。ただ、実地演習を全くしないのもまずいので、宅浪生はZ会の短期講座の英作文を検討されてみるのも得策の一つだと思います。ちなみに、例文暗記に関しては竹岡先生の『ドラゴン・イングリッシュ』をお薦めします。 ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 1,512円 Amazon また、和文英訳が出題される大学を志望している方には、この参考書もお薦めできます。 CD2枚付 決定版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 1,836円 Amazon ◆リスニングリスニングは、センター模試で8.5割から9割程度を維持できているのであれば、週刊STオンライン等で無料の音声素材をゲットして、毎日聴くようにしていれば問題ないと思います。リスニングに苦手意識がある方は、根本的なリスニング対策をする必要があると思うので、以下の参考書をお薦めします。 CD BOOK 超英語思考リスニング (アスカカルチャー) 1,782円 Amazon 私も現在進行形で使っているのですが、良著です。一応、念押ししておきますが、このシリーズで紹介している参考書は夏以降も十分有用です。夏に取り組み始めるには丁度良いだろう、と思って紹介しています。

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  • 18Jun
    • ■受験生の夏(数学の参考書篇)

      さて、「受験生の夏」シリーズの第二回目『数学の参考書篇』を記事にしたいと思います。当初、参考書篇を教科ごとに分割するつもりはなかったのですが、一つの記事がべらぼうに長くなってしまうのではないか、と危惧したため分割で投稿することにしました。その栄えある第一回目は数学を扱うことにします。まず、夏休みの過ごし方の大前提として、前期の復習に徹さなければなりません。これは全国の受験生が漏れなく取り組んでいる事項なので、怠ってしまうと大きなビハインドを背負うことになってしまいかねません。その上で、夏休みにプラスアルファで取り組んでみたい、という人向けに参考書を紹介するのが、このシリーズのコンセプトになっております。◆数学が苦手な人向け数学はその仕組みを理解する必要があります。が、これを一から夏休みにやると言うのは無謀です。できれば、仕組みの理解は前期の内に済ませておき、夏休みはそれをざっと復習する程度であるのが望ましいです。仕組みの理解ができたら、その次に取り組むべきは典型的な解法を一通り習得することだと思います。多くの受験生は青チャートやフォーカスゴールドを使ってそれを習得するのでしょうが、少し出遅れてしまった、或いは取り組んでみたものの、少し定着度が怪しい、と言う人にはこの参考書をお薦めします。 松田の数学I・A/II・B典型問題Type100 (東進ブックス 名人の授業シリーズ) 1,080円 Amazon 松田の数学III 典型問題Type60 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ) 1,080円 Amazon 東進の松田聡平先生の<Typeシリーズ>です。Amazonでは酷評が散見されますが、私は100題と60題に美味しいところが詰まったいい参考書であると思います。また、難関大学を志望する学生は、上記の参考書を1週間から2週間程度でケリをつけて、下記の参考書にも取り込んでみることをお薦めします。 数学I・A/II・B 最高の演習160 (大学受験 東進ブックス) 1,080円 Amazon 数学III 最高の演習90 (大学受験 東進ブックス) 1,080円 Amazon 同じく松田先生の<最高の演習シリーズ>です。この参考書は、おそらく<Typeシリーズ>とセットで使うことを念頭に置いて作成されていると思います。そのせいで解説が些か淡白にも見えてしまいますが、セットで使えば特に問題はないでしょう。寧ろ懇切丁寧な参考書は、考える力が伸びないので、このくらいの解説量が適当だと私は思います。◆数学が得意な人向け数学が得意な人は良質な問題集で解法の引き出しを増やしておきましょう。 新数学スタンダード演習 2018年 04 月号 [雑誌]: 大学への数学 増刊 3,400円 Amazon 数学3スタンダード演習 2018年 05 月号 [雑誌]: 大学への数学 増刊 2,200円 Amazon Amazonから手に入らない場合は、東京出版のサイトから直接注文すればよいと思います。この参考書はかなり問題数があるので、できれば夏が始まる前に取り組んでもらいたい一冊(二冊)です。いかがだったでしょうか。一応、書店でいろいろな参考書を見た結果、個人的に良書だと思ったものをピックアップさせて頂きました。しかし、万人が成果を上げられる参考書など存在しません。今回こうしてお薦めさせて頂きましたが、もし購入する際は、書店に足を運んで自分に合うか合わないかをしっかりと吟味してみてください。

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  • 17Jun
    • □学研プライムゼミの思い出

      学研プライムゼミの東大生スタッフブログが開設されたようですので、僭越ながらリブログさせて頂きました。前々回の記事で、私が昨年、宅浪していた頃の夏休みに東大教室の夏期講座に参加した、と言う話をしたと思いますが、私の記憶違いでなければ、おそらく今回自己紹介をされた森口さん、という方とその夏期講座でお話ししたと思います。(記憶違いの可能性は十分にあります。)夏期講座は二日間に分かれて行われるのですが、一日目は高速バスの遅延のせいで開始10分前くらいに着いたのですが、二日目はかなり余裕をもって、おそらく三十分くらい前に会場入りしていたと記憶しています(もう少し遅かったかな……?)。その二日目に、おそらく森口さんであろう方に話しかけられました。自分が一橋大志望であることを打ち明けると驚かれましたが、その後に野島先生の授業の話とかをして盛り上がったような記憶があります。私は宅浪時代に学研プライムゼミのお世話になりましたが、非常に良い学習教材であることは間違いありません。個人的には、受講期限と言うシステムだけが難点なのですが、講義の質自体は今世の中にある様々な映像授業、延いてはライブ授業を含めても間違いなくトップクラスのものです。現時点では漢文、公民科目、地学等の科目の講師が不足してはいるものの、プライムゼミはその発足から三年も足っていない新興のシステムである筈です。さらに言えば、オンライン配信が開始されたのはつい昨年のことなのです。これからどんどん改善されていくことは火を見るよりも明らかでしょう。ここまで言うと、お前はプライムゼミの回し者だな、と言われてしまいそうですが、決してそんなわけではありません……とも言い難いのですが。(笑)と言うのも、昨日知ったことなのですが、私が今バイトをしている学習塾はプライムゼミの講義が受講可能な塾なんですよね。だから、ここで宣伝しておけば、巡り巡って私の勤める塾のプラスにもなるかもしれない、まあその道はあまりにも長いのですが。今回は話題があっち行ったりこっち行ったりで、乱文の記事になってしまいました、申し訳ございません。私は大手の映像授業は一通り受けた人間なので、いずれ映像授業に関する記事を作成するつもりですので、詳しい話はそちらをご覧ください。今も大切に保管している、例の夏期講座のテキストです。

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  • 15Jun
    • ★梅雨時期が一番辛かった

      前回、「受験生の夏」シリーズの第一回目の『講習篇』を記事に致しました。外部生の優先受付も既にはじまっており、喫緊の話題であると判断したからです。ただ、それ以外の話題は喫緊ではないので、後々記事にすることにします。ということで、今回は宅浪生と梅雨時期についての記事を書こうかな、と思っております。というのも、今、こうしてふり返ると、おそらく昨年宅浪していた中で最も精神的に辛かったのはこの梅雨時期だったと思うんですね。十月以降は焦りでいろいろな感情が誤魔化せていたので、存外辛かったという印象はないんです。この梅雨時期、何が辛かったってあまりに先の見えない戦い(将来)に対する唯ぼんやりとした不安が凄まじかったような記憶があります。ちょっとふざけましたが、「この閉鎖的な生活があと半年以上も続くのか」と思ってしまい、気落ちしていたのは本当です。おまけに、この時期に始めた参考書の問題が全く解けず、これまでの二ヶ月間何をしてきたんだろう、と言う発散するやり場のない怒りも抱いていました。やはり天気がどんよりとしていると、こういった負の感情は生まれやすいのだと思います。過去の多くの小説が、情景と心理が一致するように描いてきたように、このことは普遍的なことなのだと思います。(どうでもいいことですが、せっかく芥川龍之介のネタを出したので、色彩表現の美しい傑作『蜜柑』をお薦めしておきます。)だから、今、もし精神的に参っている宅浪生がいらっしゃったら、それは普通のことであり、逆に切り替えることができたら儲けものだな、と思って少し奮闘してみてください。辛いと思いながらも頑張れたという事実は、夏の勉強の原動力になり得ます。せっかく芥川龍之介の話をしたので、古典文学が好きな宮本浩次さんがボーカルをつとめるバンド、エレファントカシマシの『悲しみの果て』という曲を載せておきます。名曲です。

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  • 13Jun
    • ★受験生の夏(講習篇)

      さて、今回から「受験生の夏」と題して、夏期の過ごし方に関する記事を書こうと思います。(とは言っても、今のところ、今回の講習篇と次回の参考書篇しか考慮していないのですが……。)今回は講習篇と銘打っているわけですが、宅浪生には講習は関係ないと思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、基本的に予備校が開催している季節講習は外部生にも門戸を開いているので、一切考慮しない、と言うのは些か勿体ないことかも知れません。では、宅浪生は予備校の季節講習(こと今回に関しては夏期講習)に参加した方がいいのか、と言うお話をしようと思います。結論から申し上げると、人によりけりなんですね。と言うのも、予備校が通学一時間圏内にある人であれば積極的に推奨したいのですが、それ以上であると短期で予備校の寮に入るか、あるいはホテルを利用しないといけなくなり、生活リズムがおそろしく乱れてしまうんです。ですが、予備校が開催する季節講習の中には遠征するだけの価値があるものは確かにあります(たくさんあるとは言えませんが)。かくいう私についてですが、地方生でありながら、駿台のお茶の水校で2講義、学研プライムゼミの東大教室(日本史)夏期講座を受講しました。駿台で夏期講習を受講した際は短期で予備校の寮に入り、東大教室を受講した際はホテルに一泊しました。とりわけ、駿台のお茶の水校で受けた雲幸一郎先生の『解法の研究Ⅰ<理文共通編>』と、学研プライムゼミの東大教室(日本史)夏期講座は非常に有意義なものでした。まあ、この際だから言っておきますが私は当時一橋大志望で(夢やぶれましたが)、東大志望と言うわけではありませんでしたが、東大の日本史で論述の実力を高める、という作業は非常に効果の高いものであると感じていました(し、今も感じています)。大学に入ってから痛感しているのですが、東大の入試問題は根底に確かな論理力と総合的な知識を問うていて、どの大学の入学試験を受験するにせよ、東大の求める上記二つの実力は欠かせないものです。(以前の記事でもお話ししたように、特に東大英語の総合的な実力の確認と言うのは大学以降の英語学習で非常に役立ちます。)話が横道に反れてしまいましたが、私は夏に遠征したことは価値のあることだったと思っています。しかしその一方で、夏期講習の予習・復習以外の勉強がかなりおざなりになってしまったことは、とても大きな痛手となってしまいました。計画性の欠落が招いたものであったと思います。ですので宅浪生の皆さんには、季節講習は遠征するだけの価値はあるのですが、興味のある講習に関しては念入りに下調べを行うことと、前期の復習に支障が来さないようにすること、この二点を特に強調しておきたいと思うのです。あと、くれぐれも講習の締め切りには気を付けてくださいね。

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  • 03Jun
    • □東大英語の魅力

      私は受験生(特に高校三年生)の頃、東大の英語があまり好きではありませんでした。当時、英語力が極めて低かった私にとって、英文を読んで日本語で要約したり、他大ではあまり問われない小説・エッセイまでをも出題してくるものですから、そのヘビーさに辟易してしまっていたのです。しかし、今現在、訳あってTOEICやTOEFL、及び専門的な英文の読解の勉強をしているのですが、その勉強の礎を築くのに、東大英語対策は本当に有用であることに気がつきました。スピーキング以外は東大の英語で基礎を作れると言っても過言ではないだろう、そう思います。まだ東大英語の片鱗しか掴めていないので、具にその根拠を申し上げることは難しいのですが、東大の英語の対策に向けて、きちんとした講師や参考書の教えに従って勉強し続けた人は、大学に入学後に上記のような英語の試験等に取り組むことになっても、そんなに苦労しないのではないかな、と思います。いやあ、私は惜しいことをしたな、と思います。宅浪時代、とにかく基礎を基礎を、と基礎ばかりやることに目を向けていました。これは何ら悪いことではありませんし、今、辛うじて英語の授業で苦労していないのは宅浪時代の勉強があったからです。ですが、その時に付加的に東大を視野に入れた英語の勉強をしていれば、英語力は今よりももっと高かっただろうし、何なら第一志望に落ちずに済んだかもしれないです。だから、私はここで敢えて声高に申し上げたいことがあります。旧帝大以上の大学を志望する人は、常に東大を視野に入れ続けてほしい、私は今回、このことを強く感じました。第一志望の傾向に合わせた対策は秋以降でも間に合いますが、各科目の基盤となる部分を盤石にするのは夏以前でないと厳しいです。基盤を確かなものにする、その手段として東大を視野に入れた勉強は非常に有効であると私は思います。今日、書店で東進の宮崎尊先生著の『東大英語総講義』を読みながら、そう感じました。私も英語力の基礎作りのために、これを購入して勉強しようかなあと思案しています、受験生じゃないのにね。 東大英語 総講義 (東進ブックス) 2,160円 Amazon

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  • 01Jun
    • ★Study Plusのすすめ

      受験生の皆さん、とりわけ宅浪生の皆さんにオススメしたいアプリがあります。それがStudy Plus(スタディプラス)というアプリです。ご存知の方も多いかとは思いますが、このアプリは勉強時間を記録し、全国の受験生に公開するアプリです(設定で非公開にもできます)。多くの受験生は、他人の目がないと怠けてしまうものです。ですので、少しでも他人の目を感じられるようにこのアプリを使用してみてはいかがでしょうか。また、私もこのアプリのアカウントを作成しました(私のアカウントは★こちら)。その理由は2つ。❶大学の講義以外の勉強時間を厳密に把握したい❷受験生の進捗状況を確認したい❶は他に特筆すべきことはございませんが、❷に関しては少しだけ特筆したいことがあります。それは、私に連絡をくれた受験生を友達登録をして、その方たちを対象に定期的に勉強時間ランキングなるものを作成しようかと検討しています。これはある一定数の参加が見込まれない限りは作成しないので、もし少しでも興味がある方は御連絡下さい。連絡方法は以下から自由にお選びください。・アメブロのメッセージ機能・こちらの記事(★一緒に計画を立ててみませんか?)に掲載したGoogleフォーム・Study Plusのメッセージ機能なお、勉強時間(=量)はこれでどうにかなるが、質はどうすればいいのだろう、と思った受験生は以下のブログを参考にしてください。量よりも質? 質よりも量?(『東大生の雑談 ネクスタ』さんより)

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  • 27May
    • ★点数開示との向き合い方

      昨年度、前期入試を受験された方々の手元には大学から二次試験の点数開示が届き始めている頃でしょうか。東京大学に関しては不合格者に限り、合格発表の翌日ないしは翌々日くらいまでに点数を開示してくれますが、粗方の大学は合格発表から三ヶ月前後で届くのではないか、と思います。いずれにしても、昨年度の入試の点数は過去のものとして訣別してください。今はまだ気にならなくても、秋口あたりになると、不意に昨年度の入試の点数がちらつき始め、得も言われぬ不安に襲われてしまいがちです。そのせいで、それまでの間コツコツと積み上げてきた勉強の歩みが止まってしまうことは全く珍しいことではなく、また、そんなことでペースを乱してしまうことほど勿体ないことはありません。少なくとも、昨年度の入試の点数が履歴書や調査書に書かれることなんて一切ないのですから、苟も昨年度の点数が合格最低点から三桁得点以上離れていたとしても、それをくよくよする必要はありません。その代わり、なぜその点数で終わってしまったか、その分析だけは今の内にしておきましょう。どういった箇所で失点をしてしまったのか、失点してしまった原因は何か、失点を防ぐ方策は何か、など、なるたけ微に入り細を穿った分析をしてください。できればそれを何かにまとめて、折に触れてそれに目を通した方が良いでしょう。人間って、割合に性懲りもなく同じ過ちを繰り返しがちで、その現象は得てして受験でも発生し得ます。それを防ぐためには、自分の過ちに関する分析を意識的なものにすること、これに尽きると思うのです。そうすれば、少なくとも今年度は昨年度と同じ失敗を繰り返さずに済むでしょう。こんな風にきちんとした分析を済ませちゃったら、点数開示は焼却してしまってもいいかも知れないですね。一年間保管しておいた私ですが、特に何か良いことはありませんでした。兎にも角にも、開示された点数は過去のものとして、あまり重く受け止めすぎないように。

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  • 30Apr
    • ★宅浪生のゴールデンウィーク

      当記事では宅浪生のゴールデンウィークの過ごし方について扱っていこうと思います。ゴールデンウィークということは、浪人生活がはじまり一ヶ月程が経過したということになります。勉強のほぼ全てが自学自習、という特異な環境にも多少慣れた頃に、こうして大型連休がやってくるものです。では、この期間をどのように過ごせば良いのでしょうか。勿論、これは人によりけり、ということになりますから、一概には言えません。しかし、一つ言えることは大型連休だからと言って気を張らなくてもよい、ということです。宅浪生の皆さんにおかれましては、この一年間は毎日が休みのようなものであるはずです。ゴールデンイヤーとでも言うべきでしょうか、皆さんは今年という一年間の時間は自分の裁量で全てを判断できるわけです。だから、大型連休に突入したからと言って普段のギアを更に上げる必要はないと思います。勿論、世間の流れに合わせてギアを上げるのも悪くはありませんが、せっかく一ヶ月かけてペースが体に馴染んできたのであれば、この連休期間も世間の流れなど無視して、自分のペースを維持し続けるべきです。宅浪という特異な環境にあっては、ペースを体に馴染ませること自体が難しいのですから。経験則上、宅浪生にとって大事なことは、一定の勉強のペースを体に刻み込み、それを維持し続けることです。そのことを考えれば、無理に連休だからと言って気を張らずに、自身のペースを守り続けることも得策と言えるのではないでしょうか。

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  • 04Apr
    • ★参考軸にすべき勉強法

      初めてのリブログとなります。「勉強」には、自身に適する方法論を確立することもその一つの要素として含まれています。回り道のように思えるかもしれませんが、他人の作った轍をなぞることなど、知的退廃以外の何ものでもありません。しかし、他人の轍を参考軸とするのは全く悪いことではありませんし、寧ろ奨励されるべきことでしょう。あらゆる優れた方法論に触れて、それらの中から自身に合うであろう要素を吟味して抽出し、その他を捨象する、そして自身の中の絶対的な方法論を確立するのです。その参考軸となる一つの勉強法がリブログ先の記事で紹介されています。「まとめノートを作る」ということは、要素還元的な能力を養う上でとても有効な方法です。是非参考にしてみてください。

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  • 29Mar
    • ★できなかった自分を否定しないこと

      当記事ではできなかった自分との向き合い方について議論したいと思います。私はこういう歯が浮くような文句が苦手なのですが、これは語らないわけにはいかない話題です。宅浪という環境にあると、ほんの一瞬の心の浮つきのせいで丸一日勉強が手につかずに終わってしまうことなんて珍しくありません。本来、こういったときは深く自省すべきなのですが、宅浪生にはあまりそれをお勧めできません。宅浪のように閉鎖的な空間にあるとなぜか性根が歪んでいくもので、卑屈になってしまいやすいのです。そういった精神的な状況下にあって、さらに「自省」という重荷をメンタルに背負わせてしまうと、どんどん気落ちしてしまい、再起不能になりかねません。宅浪にとって一番怖いものは再起不能に陥ることです。再起不能に陥ってしまったがためにニートという道に転落することも珍しくはないようです。やはりニートになることだけは是が非でも避けたいところです。ここまで読んでいて、この投稿者は実に低レベルな話をしているな、とお思いになった方がいらっしゃるかもしれません。本来浪人とは更なる高みを目指すためのものであるのに、やれ再起不能だの、やれニートだの、大学受験はそんなに生温い世界ではないだろう、と言ったご指摘が聞こえてきそうです。御尤もです。ですが、やはり宅浪の孤独さはこういった事態さえも引き起こしかねないのです。そして存外、そういった事態の訪れに危機感を抱いている宅浪生は少なくないのです。ですから私は敢えて記事にしたわけです(個人的には苦手であるにも拘わらず)。宅浪生の皆さん、やはり上手く集中ができなかった日や、或いは全く勉強が手につかなかった日、どうしても気落ちしてしまうと思います。眠れずに持て余す時間に、自らの弱さに対して絶望してしまうこともあるかもしれません。ですが、その思いは取り返しのつかない程に甚大な二次災害を生みかねません。一応は大学を目指して頑張る以上、大学進学までもを放棄しないためにも、過ちははすぐに忘れてしまいましょう。

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  • 27Mar
    • ★自宅で集中して勉強するために

      当記事では自宅で集中して勉強するにはどうすればよいか、ということについて考察していきましょう。そもそも人によって集中できる環境というのは異なります。多くの人は自習室のような衆人環視に似た状況下で勉強する方が捗るものですが、中には自分一人だけの落ち着いた環境にある方が集中して勉強できるという人もいますから、一概に一つの方法論を提示するというのはあまりにも乱暴のように思えます。ですから、当記事では多数派である前者をターゲットとすることにしましょう。前者をターゲットとする理由は、勿論多数派であるからということ以上に、後者に相当する方々は「自宅で集中して勉強する」ということに対して、さしあたり悩んでいないのではないかと思うからです。家庭環境によって差はあるとは思いますが、少なくとも図書館や有料自習室等々に比べて、自宅はまわりの目を気にする必要がありませんからね。ただ、後者の方々もスマホを触ってしまうという悩みはあるかもしれないので、その点の解決策に関する説明だけは、一読の価値があるかもしれません。❶スマホを断ち切る理由は様々あると思いますが、スマホが手放せない受験生は多いのではないでしょうか。やはりスマホを触っていると目まぐるしく情報が入り込んでくるせいで、どうしても長時間使用してしまうものです。しかし受験生にとってスマホで受験に全く関係のないような動画を閲覧したり、ゲームに興じたりする時間は無駄以外の何ものでもありません。息抜き程度であればさしあたり問題ありませんが、多くの受験生は優に息抜きの程度を超えています。では、どうすればスマホへの依存を解消できるのでしょうか。その答えは至極単純で、自室以外の場所に置いて電源を切ってしまえば良いのです。少なくとも私が宅浪していた頃は友人たちから一切連絡が来なかったので、返信等を気にする必要性がなかったものですから、電源を切ってしまっても全く問題がありませんでした。実際、自分から連絡をしなければ多くの友人たちは連絡を寄越してきません。大学生になった友人たちはサークル活動等に忙しくて、浪人生を気にかけるだけの余裕はないでしょうし、予備校に通った友人たちは、宅浪している人たちに対してどういった言葉をかけてよいのかがわからず、仮にも連絡しようとは思ったとしても実際にはしてこないものなのです。ですから、スマホに振れている時間が長いという自覚がある方々は電源を切って視界から追放してください。もっと大胆な人は、いっそ宅浪の一年間はスマホを解約してガラケーにしてしまうのもありかもしれません。多少手荒な方策のように感じられるかもしれませんが、簡単にスマホ依存を解消できるのであれば、世の中に蔓延る様々な依存症が既に解決されていないとおかしいのです。❷短いスパンでミルフィーユ状に積み上げる自習室にいれば集中力が切れてきても、まわりの鉛筆やシャーペンを滑らす音やテキスト・参考書をめくる音などに刺激を受けてすぐに集中力を取り戻せるものですが、如何せん自宅にはそういった刺激がありません。ですから、集中力が切れる前に別の勉強に移行すれば良いのです。たとえば、数学の問題を一問解いたらそれ以上は進めず、次は日本史の教科書を数頁だけ読み進める、その後に英語の長文問題を一題だけ解き、それが終わったら数学の問題をもう一問解く、といった具合です。以前にどこかの記事でも触れたことがありますが、人は達成感を味わうとより一層頑張れる生き物です。このように集中力が切れてしまう前にこまめに達成感を味わえるように工夫を凝らしておけば、存外集中して勉強している時間を長引かせることができるのです。ここで「私は数学を一題解いただけでは達成感何て味わえない」と小言を言う人がいるかもしれませんが(私はそういう一から十まで他人任せな姿勢が嫌いなのですが)、そういった人たちは嘘でもいいから達成感を味わえばよいのです。達成感を感じていないのに思い切りガッツポーズをしてみたり、何なら「よっしゃあ」と声に出してみるのもいいかもしれません。こういったかたちで騙し騙しでも良いので、とにかく集中して勉強できる時間をできる限り創出することに努めてみてください。❸リビングで勉強をする私はこの方法では一切集中ができません。親に話しかけてしまうからです。もし私と同様の行動に走ってしまう方々がいれば、この方法は端から諦めてください。私とは異なり、リビングにいると親の視線があって勉強ができるという人であれば、勉強する場所をリビングに移してみるのも一つの手立てかもしれないですね。他にもいろいろな方策があるかもしれないですが、現時点で想定し得る方策はこの程度であったので、仮に今後思いつくことがあったら追加致しますので、こまめにご覧になって頂けると幸いです。

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  • 26Mar
    • ★受験勉強は難行苦行?

      当記事は受験勉強は難行苦行か否かについて議論しましょう。予め結論を申し上げると、この問いに対する答えは明らかにすべきでないと思うのです。正直なところ受験勉強は難行苦行ではないと思っているのですが、そう言ってしまうとこの主張が正当性のある「頑張らない理由」となってしまうのではないかと危惧しているため、この程度の言葉で主張を終えたいのです。しかし、このように言っただけでは当然の如く釈然としないでしょうから、少しお話ししようと思います。私もそうなのですが、やはり人間というものは常に楽な道を選びたくなるものです。最小限の労力で最大限の結果を得たがるのは何らおかしなことではなくて、むしろそう思ってしまうことが普通なのです。しかし、受験勉強においては、一定以上の勉強時間を確保せずして希望の大学に進学する、というのは非常に困難をきわめるでしょう。ある事項を理解はしていても運用できないということに対処するために、多くの時間を演習に注ぎ込む必要がありますし、雑多な知識を理屈だけで収拾するのは無理があるため、些か力任せな暗記は避けられず、そこに多くの時間をかける必要もあるでしょう。ですが、無暗に時間と労力を消費するのはナンセンスです。よく「何時間勉強しよう」とか「この参考書は何周やろう」とか、こういった類の目標を立てる人を見かけます。こういった人たちは、受験勉強は脇目もふらずに頑張り続けることであるということを信じてやまない人たちで、彼らは総じて只管に、我武者羅に、半ば闇雲に勉強に打ち込むわけですが、こういった行為はあまりにも反知性的であるように感じられてなりません。そもそも受験生が受験勉強をする最大の理由は希望する大学に受かるためであって、そのために入試で得点する必要性があるから、受験勉強をするわけです。つまり、受験生は入試で得点できればいいだけであって、過去にどれだけ勉強に時間を割こうが、参考書を何周しようが、その事実自体は入試の得点には一切関係がないことなのです(副次的な関係性は大いにあります)。受験と言うものは恐ろしいほど結果主義的で、「某参考書を数周やったけど落ちた」と言うと、まわりは「それだけ頑張って落ちたなら仕方ないよ」と言って慰めてくれるかもしれませんが、このやりとりは実に非生産的です。どれだけ足掻こうが、希望する大学に進学できなかった以上、その人は受験戦争における敗者以外の何ものでもありません。こう考えると、意味のある努力をした方が良いだろう、という考えに帰結することはそう難しいことでもない筈です。そこで提案したいのが、勉強に対して一つの目標を設定するときに、常にゴールから逆算することを念頭に置いておく、ということです。たとえば、過去に受けた模試を並べてみて分析したときに、自分の誤答する問題の傾向を掴めたとしましょう。そのときに、自分が誤答しがちな問題を入試本番までにできるようにするにはどうすれば良いのか、ということを考えます。受験生たり得る期間というのはそう長くはありませんから、あれもこれもと手を出さず、ある程度の教材やテキストに焦点を絞って、誤答しがちな問題をできるようにするための勉強をしていくのです(感覚は虱潰しに似ています)。こう考えると「参考書を何周も繰り返す」と言うのは、入試本番で問題を解けるようにするための一手段に過ぎないでしょうし、そうは言ってもやはり有限且つ短い「受験生たり得る期間」における手段の一つとして選択するということは、あまりにも不適切であるように思えるのです。また時間の問題に関しても、できるようになることを目指している以上、時間がかかるか否かは全く関係がないわけです。時間をかけたのにできるようにならなければ意味がありませんし、逆に短時間でできるようになればそれ以上の儲けはないわけです。このように考えたときに、果たして受験勉強は難行苦行なのでしょうか、という疑問が残るわけです。敵を一体ずつ倒していくゲームと、感覚は同じではないでしょうか。実際問題、簡単にいかないことだらけだろうと思いますが、とりあえず初動の段階ではこの程度の心持ちで臨むことが大事かと思います。やはり嘘でも好きになることは、壁を乗り越えるときの鉄則です。

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  • 22Mar
    • ■高3トップレベル英語文法編(スタディサプリ)【英語】

      当記事では高3トップレベル英語文法編についてのお話をしていきましょう。まず、私は英文法の授業の殆どが嫌いでした。私が受講した英文法の講義の殆どは、講師が必死に綺麗な板書を作って、それを元に説明していくのですが、その説明も大したことはなく、手元の教科書やテキストに書いてあるようなことをなぞるばかり、そういった講義ばかりを受講してきており、それらの講義に随分と辟易していたがために、英文法の授業の殆どを疎ましく感じていたのです。しかし、同講座はそうではなかったのです。同講座の担当講師である関正生先生は、とにかく理解することを優先させるように指示していました(私は生徒各人の勉強方法にまで立ち入る講師は好きではないのですが、関先生の指示は私の勉強方法と偶然にも一致していました)。加えて、説明が簡潔でありながらも要点を押さえてくれていたので、講義に退屈することはありませんでしたし、おまけに講義中に演習もできたので、私としてはとても優れている講座であると感じていました。多少、関先生の仰る理屈に無理があるのではないか、と思う節はあったものの、ここまで簡潔にまとまった英文法講義は他にないでしょう。それに、同講座はスタディサプリ内の講座ですから、かなり安価で受講できます。一度、検討されてみてはいかがでしょうか?(補足)英文法の勉強方法に関してはこちらの記事で私見を明らかにしているので、一度ご覧になって頂けると幸いです。

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    • ★Z会について

      当記事ではZ会について扱っていくことにしましょう。予め私見を明らかにしておきますが、個人的にZ会のシステムがとても好きで、このブログではZ会を強くお勧めしたいと思っています。私がここまでZ会をお勧めするのかを説明しましょう。❶講座数が豊富講座一覧を見て頂ければわかるのですが、設置されている講座数が豊富です。年間を通して5教科の対策ができる「本科」と、年間を通して分野別に対策ができる「専科」、そして短期間で分野別に対策ができる「特講」があります。「本科」では(a)東大コース、(b)京大コース、(c)医学科コース、(d)難関国公立コース(東大・京大を除く旧帝大や一橋大・東工大などが対象)、(e)早慶コース、(f)難関私大コース(MARCHや関関同立などが対象)、(g)標準国公私大コースの全7コースがあり、自分の志望校に応じたコース選択ができます。❷添削が緻密Z会の添削を受けたことがある方ならわかると思いますが、提出答案は非常に丁寧な添削が施されて返却されます。私自身、いろいろなコンテンツを通じて添削を受ける機会がありましたが、Z会以上に緻密な添削をしてくれるコンテンツはありませんでした。特に英作文で見られる、自分では気がつきにくい語法のミスや表現の不自然さを的確に指摘してくれる数少ないコンテンツなので、専科の「英作文応用」だけでも受講する価値は大いにあると思います。❸提出期限のおかげで他の勉強にも好影響を及ぼす参考書の使用の計画を自分で練って、只管に取り組むというのはなかなか難しいです。しかしZ会は提出の目安となる期日を提示してくれるので、自分であれこれ計画する必要もなく、また参考書学習の到達計画を立てる上での一つの参考軸ともなり得るので、他の勉強にも好影響を及ぼすとも言えるでしょう。❹テキストがよく練られている私が特に感心したのは「特講」の短期集中シリーズの応用力養成講座にある「図形問題」です。このテキストの構成は非常に優れていて、図形問題が苦手な人がどのようにして平面と空間における様々な図形の処理方法を習得するかが検討されており、ここまで段階的に実力の完成に導く教材は他に無いのではないかと唸ってしまうほどでした。私自身、多くの講座を取得したわけではないのですが、いずれもスモールステップで最後には実力を完成させられるように構成されているはずです。宅浪時代の私は映像授業を大量に取得し、Z会は一部だけを利用していましたが、今考えてみると逆の方が良かったのではないかと思います。と言うのも、映像授業は長い間パソコンかスマホに向かっていなければならず、本来勉強に伴う疲労に加えて尋常ではない眼精疲労に襲われ、長時間の勉強に難渋することも少なくありません。ですから、映像授業を受けることよりも、提出答案を作ることに勤しみながら、その合間で必要最低限の映像授業を受講する方が、宅浪の性質には適しているように感じます。あくまでも私の個人的な見解に過ぎないのですが。

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  • 21Mar
    • ★一緒に計画を立ててみませんか?

      当記事では「計画」について扱おうと思います。宅浪生や仮面浪人生に限った話ではありませんが、決まった時間割や年間計画が無い宅浪生・仮面浪人生にとっては、計画の存在が大きな意味を持ってくるものです。しかし、計画は志望校によって様々で、どこに注力するべきかも各々で異なります。最初はそれらを一から場合分けして文字に起こして記事にしようかとも考えたのですが、それは余りにも無謀だと言うことに気がつきました。そこで、計画を立てる段階で悩んでいる宅浪生や仮面浪人生の皆さんの計画立てのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。当方、文系ですので理科の事情はわかりませんが、それ以外の科目であれば対応可能です。ご連絡はアメブロのメッセージ機能かこちらのGoogleフォームをお使いください。(なお、メールアドレスは返信用ですので悪用の心配は一切ありません。)読み込んでいます...

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    • ★三月から頑張ろう

      当記事では三月の意識づけについて議論したいと思います。一応、受験のほとんどの日程が終了し、一部合否の結果を待っておられる方もいるかとは思いますが、大方が次年度の進路を確定されたと思います。そして、おそらくこの記事をご覧になる方の多くが、次年度に宅浪生・仮面浪人生として生活を送られる方だと思います(ブログの趣旨からもそうであって欲しいところです)。ここで、皆さんには三月の今時期(中旬)から受験勉強を再開させて頂きたいと思うのです。その理由を二つ紹介します。❶気持ちの整理がしやすい予備校生たちの殆どは新年度の授業が始まるまで遊び惚けるものです。優秀な先生方はこの時期から受験勉強を再開させるように忠告してくださるのですが、多くはその言葉に聞く耳を持ちません。そこを狙うのです。皆さんがどういった心境で宅浪や仮面浪人を選択されたかはわかりませんが、予備校生たちに対して多少のルサンチマンに似た感情があるかとは思います。その思いを堅持したまま、この時期から受験勉強を始めるのです。すると、多くの予備校生たちよりも早いスタートを切ったという優越感が味わえるおかげで、アドバンテージを稼げことが嬉しくなり、苦心せずに長時間机に向かうことができるのです。するとその調子が存外長続きし、無意識のうちに気持ちも整理され、宅浪生としての生活リズムも整うようになるものです。❷失敗の原因を明らかにしやすいこの時期はまだ過去の失敗の悔しさが色濃く残っているものです。それを無理に忘れる必要性はなく、寧ろこの時期に感じる「あれこれをしておけば良かった」という思いを書き出してみるべきです。この感情は割合にあっという間に色褪せていくもので、今を逃すと忘れてしまいます(「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは言い得て妙でしょう)。故に、今年の自身の至らなかった点をより多くより具体的に列挙して、来年の受験で今年の二の舞にならぬよう、万全の対策を期すように心がけましょう。それができるのはこの時期の他にはありません。この時期から受験勉強を再開しなければならない理由を少しは理解していただけたでしょうか。偶然にもこの記事に遭遇した宅浪生・仮面浪人生は、今から頑張ってみましょう。

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  • 20Mar
    • ★個別指導塾の利用について

      当記事では個別指導塾の利用について議論しましょう。皆さんは受験科目の中に、猛烈に苦手意識のある科目はありませんか?実はこういった科目は、宅浪生にとっては致命傷なのです。ある程度の得意意識があれば、インプットとアウトプットの繰り返しで成績は伸びていくと思いますが、前述のような科目はそう上手くは行きません。予備校に入っていれば、講師の指示や周囲の学生の取り組み方等々の見聞が一つの参考軸となり、改善へと向かっていくのですが、再三言うように宅浪にはそれがありません。そこで、本当にどうすればできるようになるのかがさっぱりわからない科目に関しては、個別指導塾を利用してみるのも一つの手立てだと思います。個別指導塾は私の鄙びた地元にもあったくらいですから、大体の地域にはあると思います。失礼を承知で申し上げますが、個別指導塾の先生方の技量はピンからキリだと思いますし、どちらかと言うとキリ側が多いように思えます。しかし、猛烈な苦手意識からの脱却を図るだけのノウハウは持っている筈です(でないと商売として成立しないと思います)。ですから、もし大きな不安のある科目がある宅浪生は、その改善の一手段として、個別指導塾の利用をお勧めします。

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  • 19Mar
    • ■中学から使える詳説日本史ガイドブック上・下巻【日本史】

      当記事では『詳説日本史ガイドブック』(山川出版)について扱っていくことにしましょう。本題に移る前に、社会科目の論述問題との向き合い方についてお話ししましょう。社会科目の論述の出来栄えは、通史を学習する時点で一つ一つの史実がどれだけ有機的に体系化されているかが鍵を握っていると思います。以前に『■難関大日本史(学研プライムゼミ)【日本史】』でもお話ししたように、きちんとした教育を受けられず、変な受験テクニック(語呂合わせなど)で間に合わせの勉強をしているような人の書く論述答案など、プロが見たら一目で「わかっていない子」の捺印を押されてしまいます。それは実に哀しいことでしょう。ですが、多くの学生が等しくきちんとした学習機会を得られるわけではありません。私自身、大学進学が決定し次第、教育の地方格差の是正に向けた動きを本格化させる予定ですが、その活動も日の目を見るのには相当の時間がかかりそうです(おそらく二人での活動になると思うので、規模の点に於ける不安要素もあります)。前述にも記載した学研プライムゼミも、教育の地方格差是正の一手段ではありますが、価格が高いため、手を出せる人が多くはないということは想像に難くありません。 だから、現段階に於いては良質な参考書で補う他ないわけで、そのために私は当ブログで参考書紹介も行っているわけです。話が横道に反れてしまいましたが、きちんとした通史学習がないままでは論述問題には対処できません。そこでご紹介するのが『中学から使える詳説日本史ガイドブック』(山川出版)です。 中学から使える 詳説日本史ガイドブック 上 1,080円 Amazon 中学から使える 詳説日本史ガイドブック 下 1,080円 Amazon (本書紹介の前に、「中学から使える」というタイトルに違和感を感じる方もいるかとは思いますが、その真意はこちらの記事で言及されております。どうやら、一部の中高一貫校では中等部の段階では、日本史の授業で高校用教科書を使用している学校があるようで、そういった方たちへの配慮のもとに付されたフレーズのようです。これが誤解を招いているような気がするのですが、いずれにしても当記事をご覧になった方はこの真意を理解し、決して中学生向けに生易しく書かれたような参考書ではないということを、理解しておいてください。)さて、本書の最大の魅力はずばり「体系的に整理しつくされている」という点にあるでしょう。例えば、大戦景気における国内の諸産業の展開について記述されているページでは、当時の産業を❶綿紡績業・綿織物業❷製糸業❸海運業❹造船業❺鉄鋼業❻化学工業❼電力業に区分けし、各産業ごとに必要十分な説明がなされてあります。大戦景気における国内の諸産業の展開についての論述問題は定番ですから、幾つかの大学入試の過去問等を並べて、このページと見比べて頂ければ、大学の教授陣の出題の意図が自ずと掴めると思います。大学側はどれだけ膨大の知が整理されてあるか、つまりは前述にも示した一つ一つの史実がどれだけ有機的に体系化されているかを確認したいのです。教科書は500ページ弱の中で、あの大きなサイズの文字で古代から現代のことを記述しなければならない分、学生に配慮した綺麗な整理はしてくれていません。そのために、学生は混乱し、頭の中で知識があちこちの散乱してしまうのです。しかし、そういった状態が大学の要求水準を満たすことはあり得ません。ですので、日本史の論述の勉強をする人は必携、そうでない人も、やはり大学受験を突破するためだけの勉強は実に哀れですから、本書を利用して知の体系化に努めてください。

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    • ★志望校との向き合い方

      当記事では志望校との向き合い方について議論しましょう。浪人をしている以上、「行きたい大学」というものがある筈です。しかし、当記事ではその大学の入試に特化した勉強をしすぎてはいけない、ということを提唱したいのです。このように主張する理由を明らかにしましょう。❶少しも希望していない大学への進学を余儀なくされかねない幾分、受験における絶対的な難易度は低下傾向にあるようですが、それでも本番のほんの寸分の狂いが失敗を招くことは大にしてあります。やはり制限時間の中で終始冷静に問題と向き合い続けられる人、というのは存外少ないものなのです。だから、受験生たるもの、万一の失敗の未来は常に想定していなければなりません。しかし、第一志望の大学の勉強ばかりに固執していると、いざ出願をしなければならなくなったときに、自分が少しも希望していない大学に出願せざるを得なくなるような状況と言うのは、案外少なくないのです。 たとえば、一橋大学を志望しているAさんがいたとしましょう。 一橋大学は近代文語文の出題が多く、稀に出題される古文の問題もセンター試験レベルの知識で十分に対応可能です。 そのため、Aさんは古文・漢文はセンター試験レベルの対策しか講じていませんでした。 ところが、来る1月中旬、センター試験で思うように点数がとれなかったAさんは、やむを得ず他大に出願しなければならなくなりました。 しかし、旧帝大の多くは2次試験に古文・漢文の記述・論述問題を出題しているため、Aさんが1年間かけてしてきた対策ではカバーしきれない範囲がありました。 結局、Aさんは本来の志望大学から数ランク落とした大学への出願を余儀なくされました。というような事態が想定できるわけです。東大のように、センター試験で課した科目の殆どを2次試験でも課してくる大学では少し話が変わりますが、多くの大学はそうではありません。また、本命が国立大学であっても私大対策を年間を通じて少しずつでも行っておかないと、センター試験後の1ヶ月に慌てて私大対策を行わなければならなくなり、本命の国立大の対策が疎かになる可能性があります。ですので、あらゆる可能性、強いて言えば1ランク下の大学の入試にも対応できるようにすること、私大対策も少しはしておくこと、これが後々大本命の入試対策の精度の高低にも関わってくるのです。❷傾向の変化に対処できない今年は東大が京大のような和文英訳問題が出題され、逆に、京大では過去のような純粋な和文英訳問題が出題されず、「君の名は。」現象が起きたことは記憶に新しいかと思います。和文英訳問題と自由英作文の勝手が違うのは火を見るよりも明らかで、和文英訳問題の精度は例文暗記の多少に依拠する側面が多く、東大志望者の中でも和文英訳問題の対策にまで版図を広げて勉強できていた学生の提出した答案の精度は相当高かったでしょう。一方で、自由英作文の対策ばかりに躍起になっていた学生の提出した答案の精度は相当低かったのではないかと思います。勿論、出題形式はたくさんあるので、それら全てを対策せよと言うわけではありません。多数の大学は採用しているが、自分の志望している大学では採用していない、そのような出題形式くらいは対応できるようにすべきではないか、と主張したいのです。それは無駄じゃないか、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、受験勉強に損得勘定を持ちだしたらきりがありません。たとえば、東大受験生にとって英語と言う科目はセンター試験の80分、2次試験の120分でその実力を判断されてしまうわけです。その一瞬のために多くの東大受験生はその数十倍、否、数百倍もの時間を費やすわけです。単純に考えれば無駄もいいところです。ですが、学問はあらゆる要素が知の体系を形成しますから、無駄ではありません。故に、大本命の大学が採用しない形式を対策することを一概にも無駄とは言えない筈なのです。

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