★★★★ 134分 アメリカ
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ヴァレリア・ゴリノ
サヴァン症候群という言葉を初めて知った。
知的障害があるが、特定の分野で突出した才能(音楽、絵画、彫刻、計算、記憶)を持つ患者のこと。
ネットで調べたら、日本人では画家の山下清がサヴァン症候群だったそうだ。
~~~~~
スーパーカーの輸入を手掛けているチャーリー(トム・クルーズ)が、恋人のスザンナ(ヴァレリア・ゴリノ)とドライブをしていると、自動車電話が鳴った。(自動車電話が出始めた頃だ)
父親の死亡の知らせだった。
葬儀で故郷に帰ったチャーリーに与えられた遺産は、古い車とバラの木だけだった。
その他の財産は、自分が存在を知らなかった知的障害(サヴァン症候群)を持つ兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)へ与えられていることを知る。
チャーリーは遺産を手に入れようと、レイモンドを施設から連れ出し、ロサンゼルスに戻ろうとする。
その道中でレイモンドに特別な記憶能力がある事に気付き、ラスベガスのカジノで兄にブラックジャックを教えて一稼ぎする。
またレイモンドの挙動を見ていると、チャーリーは自分の幼い頃の記憶が一部がよみがえってくるのだった。
そして次第に障害を持つ兄と共に生活し、兄を助けて生きてゆこうとする自分がいることに気が付くのだった。
兄・レイモンドに特異な記憶能力があることを知った弟のチャーリーは、兄にブラックジャックを教えてラスベガスで大儲けをする。
レイモンドにキスの味を教えるスザンナ(ヴァレリア・ゴリノ)。
映画のなかでたびたび出てきた、1949年製ビュイック ロードマスターコンバーチブル