さて旅行記をアップします。
会社の忘年旅行の宿泊先は甲府でしたが、私は早々に身延線経由を考えていました。
ただWIKIで事前調査した限り、富士宮以外これといって特徴ある内容が記載されていなかった。
よって、あまり期待はせずに3つのミッションを企画したのでした。
①富士山と身延線2ショット写真を撮る!
②秘境駅に寄る!
③レンタルレイアウト店に寄る!
でもね。
身延線自身もなかなか良かったよ~。
朝8:40。
私はE231に揺られようやく沼津に到着。
天気は快晴です。
①富士山撮影! は、天気が良いことが絶対条件ですので、まずは胸を撫で下ろしましたが油断は禁物。この日はとても寒く風も強かったから。
313系3000番台は関西本線バージョンとしてNゲージを所有しているため 、何だか愛着がわきます。
セミクロスシートという座席配置も旅向きで好印象。
9:18出発!
しばらくは複線高架という身の丈に合っているのかよくわからない線路状況を行きます。
当然気になるのが・・・
でも、結論から言いますが、フジヤマの姿が見られたのはこれが最初で最後でした(泣)
↓駅構内が狭く元私鉄らしい線形に見えますよね。
身延線は前身が私鉄の富士身延鉄道です。
甲府と駿河を結ぶ富士川の舟運に代わる輸送手段として建設。国有化は全線完成後の13年後、1941年でした。(詳しくはWIKI参照 )
富士宮からは最初のミッションを果たすべく徒歩で有名撮影場所へ。
↓途中潤井川という清流を渡り・・・
ここからがひたすら登り坂。
身延線はぐるっと回って高度を稼ぐのに対し、道路は直登なのでやや勾配がきついです。
でも地元中学校のグランドで野球大会が行われていて子供が元気に声を出しているので、私も負けじと気合を入れました。
そしてもう少し進んだ先、富士フィルムパークくらいになると・・・
ここで振り向けばですね・・・
本当なら目の前にどーんと見えるっす・・・
こんな感じっす・ ・・
ここまで歩くこと、30分強!
まぁ歩いている途中も、富士山周りだけ積乱雲のように雲に覆われていたので、今日は寒いから吹雪いているのか・・・と思われたのでした。
まぁ一応・・・
すぐさま撤収(泣)
こうして最初のミッションは果たせずに終わりました。(・・・)
ここは小4の時訪れて以来26年ぶり!
なかなか風情のある駅舎だったのですな。
↓昔のホームかな
時間はちょうど11時。
この後は「秘境駅探訪」であり山間に分け入ることになるため、ここで昼食を買い込むことにしました。
昼食はもちろん!
B級グルメの祭典、B-1グランプリを制覇したこともある焼きそばを是非本場で味わいたかった。
東京では普通の焼きそばが、富士宮焼きそば的に売られていますからね。
あれホント腹が立つ。
富士宮駅改札前のお店で大盛を持ち帰り~。
これで準備完了。
いよいよ富士宮の先の山岳閑散区間に入ってまいります。
普通列車は2時間に1本しかなく昼間は特急しか無いのでやむを得ません。
次の停車駅、内船までのリリーフです。
西富士宮を通過すると、先ほどの道路同様徐々に高度を上げていきました。
(ここからいずれも最後尾より撮影)
やがて富士川が寄り添ってきますと、山岳路線の様相になっていきます。
特急のくせに時速60キロがMAXの状況です。
直線がほとんどなく、曲がるたびにキイキイ音を立てしかも25パーミルの勾配が連続していました。
この感覚、どこかで覚えがあるなぁ・・・
あっ!
飯田線!
そうです。
私の身延線に対するイメージはズバリ、「プチ飯田線」。
飯田線は天竜川を北上するのに対し、身延線は富士川を北上。
お互い東海道と甲州を縦断。元私鉄で線形が国鉄らしくない。
急カーブと坂が連続。駅間が短いなど似ている点多数。
でも飯田線の方がすごさが際立っている。(詳しくは乗車記参照 )
身延線はまだおとなしいかな、とか思いながら富士川の車窓を楽しんでいました。
そして富士宮駅よりちょうど30分で内船(うつぶな)駅に到着!
内船駅、特急停車駅なのに無人駅・・・(汗)
これがかなりおいしかったですよ。
まずレタスとネギが適度に刻まれていてシャキシャキ感が最高。
富士宮焼きそばの特徴である油かすが適度な歯ごたえと風味を与え、かつお節をからめた麺が和のテイストを引き出します。ソースは薄口甘辛。紅ショウガが良いお口直し。大盛りでしたがあっという間に完食してしまいました。
久々に感動。またぜひ食べたいと思いましたね。
以上、簡単ではありますが内船駅までの行程でした。
おしまい。
さて次回は秘境駅でございます!
内船駅から普通列車で・・・
続く。