大河ドラマ「光る君へ」
一条天皇は
定子と皇子たちを内裏に呼んだ。
女房たちは「どの面下げて…」と噂する。
快くは思っていない。
一条天皇は
定子に 彰子の立后のことを詫びる。
「后を二人にすることを許せ。」
定子は
「どうか私のことは気になさらず
彰子様を中宮になさいませ。」と答える。
内裏では彰子 立后の儀が
執り行われようとしていた。
大勢の公卿が参加して、
盛大に執り行われた。
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高松殿。
源明子と子たち。
明子は
子らが「蒙求(もうぎゅう)をそらんじることが
できる」と、
成長ぶりを道長に見せた。
その場で、
道長は倒れてしまった。
明子は
看病し、倫子にも道長のことを伝えた。
明子が
握りしめていた道長の手を
倫子が奪い、握りしめた。
(熾烈な争いを感じますね)
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公卿たちのうわさ話。
道長の体調不良は
瞬く間に知れ渡った。
実資たちも噂する。
「この度の一帝二后のこと、
左大臣様は
やや強引ではありましたが…。」
(左大臣、強引ではあるが、
皆が認めることではあった。
道長以外にまとめる人間がいないこともわかっている)
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まひろ邸。
宣孝は
まひろの機嫌を気にしながら、
道長が倒れたことを
まひろに伝えた。
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病床の道長。
(いつか、まひろが疫病にかかったときに
道長が病床で看病したことがあったが、
まひろも 病床へ飛んでいきたい気持ちなのであろう。)
しかし、そうするわけに行かない。)
(夢なのか、幻なのか)
(生霊なのか)
道長の夢枕にまひろが立った。
(まひろの疫病のときには
道長が「戻ってこい!」と言っていたが…。
そんな気持ちだったかも。)
道長は戻ってきた。
気がついたとき、
そこにいたのはまひろではなく、
明子であった。
(明子にございます、の声に道長は
がっかりしたのかも…。
私は個人的には、明子の方がいいんですが……。)