最近よく歌っている
時代の色があるように
それぞれのセンスがあるように思う
私が何かを創り出す仕事を選んでいたら
この中途半端な年齢の今
何を感じて表現するんだろう、とか
他人事につらつら考えている
演劇も歌も辞書を読むことも好きだ
けれど必死で時間をひねりだす気もなく
誰かと定期的に会う甲斐性なんて全くない
こどもを誇らしく思いながら
ひどい言葉をぶつけたり
般若のような表情であたりちらした記憶もある
彼らは彼ら自身で彼ららしく生き抜いてきた
働き続けてきた
したいことから出来ることへシフトしつつ
転職回数も結構多い
さて、
老いたとき私は何を誇るのだろうか
ひとりぼっちになってもそれを寂しいとは思わずに
ただ前を向くより後ろを見ることが多くなったことを
皆おなじなんだと自分に言い聞かせながら
さびしがって泣くだろうか
長男は漫画好き
紙媒体のほうが好きだけど、とスマホでポイント器用に貯めて読んでいる
漫画好きの私の知らない漫画もよく見つけてくる
次男はオンラインゲーム好き
忙しい中ラインで通信しながら
部活を越えていろんな仲間たちとはそこが遊び場
専門用語にもはやついていけない
娘両方とYoutube好き
ボカロ曲や歌い手さん、売れる前に見つけてくる
ドラマやアイドルに疎い癖に
お友達つきあいをちゃんと出来ているのなんかすごい
彼らの世代は息をするように
SNSで複数のアカウントを持ち
好みは細分化され
例えばヤンキーと呼ばれる人が出る時代のドラマ(今日から俺は)とか
現役世代の親と全く違う異世界物をみる見方
同じ川の違う水流に生きてる
手術のせいか原因はわからないし
自然なことかもしれないけれど
未成年の頃の記憶が私には少ない
それを知る友人知人が教えてくれる私で記憶を再構成している
フランケンシュタインのようなつぎはぎだけれども
彼らの年齢の頃
漫画家になる夢は今より近かった
ライトノベルも新井素子さんとか氷室冴子さん、星新一さん吉本ばななさんetc
ゲームは黎明期、喫茶店にあったスペースインベーダーとかやった
初めてのレコードは別居していた母が持ってた子連れ狼を持ち帰り
子守歌代わりに自分でかけていた
(ビートルズより旅芸人好きの母だったから)
色々と違うね
それはある程度は寄せていけても
センスとなれば相当に厳しい
時代にぴっちりと一致して寄り添えていた感覚は失って久しい
それに卑屈にはならないけど
羨ましくおもう時もある
失った恋とか思い出して泣くのは
みっともない承認欲求の亡霊か
謳歌すべき人生の醍醐味ってやつか
わからないまま今日も生きています