82 『パッセンジャーズ』 2009 米
『パッセンジャーズ』を観る。これ、意外に面白いぞ!とりあえず、目玉はアン・ハサウェイが可愛いこと。こんなに綺麗なのに可愛いとはなんてこった。誹謗を振りまく中盤まで。終盤、特にラストはぶっ壊れるのに、なぜか綺麗。不思議だ。とにかく脚本が良い。いや、よくあるっちゃよくあるし、途中で「そうか、このパターンか!」と気付いてしまうのも事実。ただそのオチに向かって突き進むまでのやりとりや、ネタが上がってからの演出がとても良いので見入ってしまう。出てくる登場人物たちの優しいこと。1人ひとりが引き立ってるし、ヒッソリと重要人物は印象に残るような撮り方、出方をしている。すべてが伏線になっており、それが明かされると「おー!」となる。
《解説》
飛行機事故で生き残った5人の乗客のカウンセリングを担当することになったセラピストのクレアだったが、5人の生存者がひとりまたひとりと姿を消していく。不審に思ったクレアは事故の真相を探っていくが、そこには驚愕の事実が……。「彼女を見ればわかること」「美しい人」のロドリゴ・ガルシア監督が挑んだサスペンスで、主演は「プラダを着た悪魔」「レイチェルの結婚」のアン・ハサウェイ。共演にパトリック・ウィルソン、デビッド・モースら。
監督:ロドリゴ・ガルシア
脚本:ロニー・クリステンセン
製作:ケリー・セリグ
マシュー・ロードス
ジャド・ペイン
ジュリー・リン
製作総指揮:ジョー・ドレイク
ネイサン・カヘイン
出演者:アン・ハサウェイ
パトリック・ウィルソン
音楽:エドワード・シェアマー
撮影:イゴール・ジャデュー・リロ
編集:トム・ノーブル