34 『ジョン・ウィック チャプター2』 2017 米
『ジョン・ウィック チャプター2』を観る。相変わらずのガンアクションの素晴らしさ。思わず瞬きを忘れてしまうほど、カッコいい。スピディかつ正確に。ワンカットの映像の中でどれだけ人が死んでいるのだろうか。ガッツリとトドメを刺しての、血しぶきがとても鮮やか。前作のストーリーを…正直忘れてしまったが、見ていてなんとなく思い出した。犯罪組織物によくある、個人対組織。それでもバックに組織が付いてくれているので、鮮やかなアクションになんとも言えぬ装備品が付属される。これで興奮しないわけがない。続編が決まっているこのシリーズ。これで終わりだよね、と思わせるような終わり方だったのに、まだ終わらない。ジョン・ウィックの引退はまだまだ先らしい。
《解説》
キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を取り入れたアクションでヒットを記録した「ジョン・ウィック」のシリーズ第2弾。前作でニューヨークを舞台にロシアン・マフィアを相手に繰り広げた壮絶な復讐劇から5日後。平穏な生活を送りたいジョンは、イタリアン・マフィアのサンティーノからの殺しの依頼を断るが、それにより自宅を爆破されてしまう。ジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われる事態に巻き込まれてしまう。チャド・スタエルスキが前作に引き続き監督を担当。ジョン・レイグイザモ、イアン・マクシェーンら前作からのキャストに加え、グラミー賞ラッパーのコモン、「トリプルX 再起動」のルビー・ローズらがジョンを狙う殺し屋として出演。リーブスの代表作である「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーンが独自の組織を束ねるキング役で出演。
監督:チャド・スタエルスキ
脚本:デレク・コルスタッド
原作:デレク・コルスタッド
製作:ベイジル・イヴァニク
エリカ・リー
製作総指揮:ジェフ・ワックスマン
ロバート・ベルナッキ
デヴィッド・リーチ
ケヴィン・フレイクス
ヴィシャル・ルングタ
出演:キアヌ・リーヴス
コモン
ローレンス・フィッシュバーン
リッカルド・スカマツチョ
ルピー・ローズ
ジョン・レグイザモ
イアン・マクシェーン
音楽:タイラー・ベイツ
ジョエル・J・リチャード
撮影:ダン・ローストセン
編集:エヴァン・シフ