30 『キャスト・アウェイ』 2001 米
『キャスト・アウェイ』を観る。自分の中ではトム・ハンクスの準代表作。激ヤセの演技では『フィラデルフィア』を超えるものはない。しかし、トム・ハンクスの作品で忘れてはならない作品であることは確か。「ウィルソーン!」は言わずと知れた、名台詞。何が良いのか上手く伝えられないけど、とりあえず良い作品は何本かあって。そのうちの1つがこの作品。一体全体何が良いのか上手く説明ができないのだが、大好きなのだ。1回観るとどうもクセになってしまう、なんとも不可思議な作品。例のウィルソンにしたって、観る側が感情移入するには若干尺が足りない気もしてる。天使の羽のマークも結局ネタ明かしがされてないと思っている。そんなこんなで、色々と突っ込みたい部分はあるのだが、なんだかとてつもなく惹かれる素敵な作品なのである。
《解説》
チャックは速さを誇る宅配便“フェデックス”のシステム・エンジニア。世界中を駆け回り、システム上の問題解決に明け暮れる日々。一秒も無駄にしないことが信条の彼は、恋人ケリーとのデートも秒刻みだった。そんな彼はある時、飛行機事故に遭い、1人無人島に流れ着く。彼は恋人ケリーとの面影と新しい友達に見立てたバレーボールを支えになんとか生き延びる。そして4年が経った……。
監督:トバート・ゼメキス
脚本:ウィリアム・ブロイルズ・ジュニア
トム・ハンクス
ロバート・ゼメキス
ジャック・ラプケ
製作総指揮:ジョーン・ブラッドショウ
出演:トム・ハンクス
ヘレン・ハルト
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:ドン・バージェス
編集:アーサー・シュミット