26 『パシフィック・リム』  2013 米

 

 

『パシフィック・リム』を観る。デルトロ監督の趣味満載のカイジューVS巨大ロボの映画。エヴァやパトレイバーをハリウッド版で観ているかのように、各所各所に見たことあるようなシーンが満載されている。「血湧き肉躍る」とはまさにこの映画のこと。カイジューのデザインもこの監督ならではのグロさと神秘さと不思議と惹きつけられるものになっている。観るたびに思うのは、もっと明るいところでカイジューの姿、容姿をハッキリと見たい。それはジプシー以外のイェーガーにも言えること。なんと言ってもこの映画はあのテーマソングでしょう。数ある映画の名曲にはきっと辿り着けないものの、もう自分の中ではついつい口ずさんでしまう音楽。あれを聞くだけで、「エルボーロケット!」と思わず吠えたくなってしまう。笑

 

《解説》

「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、謎の巨大生命体と人類が開発した人型兵器との壮絶な戦いを描いたVFX超大作。2013年8月11日、太平洋の深海の裂け目から超高層ビル並の巨体をもった怪物が突如出現し、サンフランシスコ湾を襲撃。「KAIJU」と名付けられたその怪物によって、わずか6日間で3つの都市が壊滅する。人類は存亡をかけて団結し、環太平洋沿岸(パシフィック・リム)諸国は英知を結集して人型巨大兵器「イェーガー」を開発。KAIJUとの戦いに乗り出す。それから10年が過ぎ、人類とKAIJUの戦いは続いていたが、かつてKAIJUにより兄を亡くし、失意のどん底にいたイェーガーのパイロット、ローリーは再び立ち上がることを決意。日本人研究者のマコ・モリとコンビを組み、旧型イェーガーのジプシー・デンジャーを修復する。菊地凛子が演じる日本人女性マコの幼少期役で芦田愛菜がハリウッドデビュー。

 

監督:ギレルモ・デル・トロ

脚本:トラヴィス・ビーチャイム

    ギレルモ・デル・トロ

原案:トラヴィス・ビーチャイム

製作:ジョン・ジャッシニ

    メアリー・ペアレント

    トーマス・タル

製作総指揮:カラム・グリーン

出演:チャーリー・ハナム

    菊地凛子

    イドリス・エルバ

    チャーリー・デイ

    バーン・ゴーマン

    クリフトン・コリンズ・Jr

    ロバート・カンジンスキー

    マックス・マーティーニ

    ロン・パールマン

    芦田愛菜

音楽:ラミン・ジャヴァディ

撮影:ギレルモ・デル・トロ

編集:ピーター・アムンドソン

 

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