(この記事はmixiからの転載です。初出は2013年12月です)
福島県立医科大の大平教授が笑いと認知症の関係について面白いデータを出しています。
大阪府のある地域に住む高齢者を対象に行った調査で、ほぼ毎日笑う人に比べ、ほとんど笑わない人は2倍以上の確率で認知機能低下の現象が見られたそうです。
笑わないから認知機能が低下するのか、それとも認知機能が低下しているから笑わなくなるのかは更なる検証が必要ですが、笑いが脳の機能を維持するのに重要な役割を果たしているのは間違いなさそうですね。
これから高齢化社会を迎える中で、特に男性の高齢者が地域社会に参加し、笑いと豊かな人間関係を維持し、健康に長寿を迎えてもらう施策は必要不可欠だと思います。僕も大道芸とジャグリングで培った笑いのノウハウで何か協力できることはないか、そんなことを思案しています。