いつも読んで頂き、ありがとうございます。
いつも素敵な記事を発信していらっしゃる、京都真葛窯の宮川真一氏。
パリで「茶の湯への誘い」という大きなイベントを成功されました。
そちらに寄稿された熊倉功夫先生の文が素晴らしかったので、紹介します。
ー以下引用ー
取り合わせの素晴らしさは、「もの」と「もの」の取り合わせにとどまらない。「もの」と「人」、「人」と「人」の取り合わせをもって完成する。それぞれの関係性を演出、デザインすることに、茶の湯の真髄がある。
ー引用終わりー
大切な人を思い、準備をし、一緒にお茶を飲んだ時に完成する。空間だけでも、瞬間だけでも無い「お茶」。
フランスの方々を魅了するのも当然だと思います。
先日の講習会でも宗匠がおっしゃっていました。「海外でお茶を習う方が増え、日本では衰退している。いつか、『日本では教える人が居ないから、海外からお茶を教えに』来る日が来てしまうかも知れない。貴方たちはそれを阻止するため、裾野を拡げて下さい。」と。
皆さんもどうぞご一緒にお茶を楽しんでいきましょう。
お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。