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7月13日の家族女子会の記録です。女子会。
丹波橋でランチの後、近鉄電車から、京都市営地下鉄烏丸線で烏丸駅へ。
祇園祭の真ん中です。
先頭の山鉾、長刀鉾。
この日は雨模様という事もあり、立ち止まって写真を撮ることもできましたが、次の日からたいへんな人出になっているようですね。
長刀鉾は女子禁制なので、次の凾谷鉾へ行き、鉾の中を見学させてもらいました。
正式には「かんこくほこ」ですが、「かんこぼこ」と呼ばれています。
厄除けの粽(食べ物ではありません)と見学セットで1800円。
建物の階段を昇るとたくさんの懸装品が飾られています。
前掛け「イサクの嫁選び」。右が16世紀のもので、左が2005年復元新調品。旧約聖書の場面を絵にしたものですが、ここへたどり着いた由来ははっきりしないそうです。
今回、予習の為に購入したこの本にも、大きく掲載されていました。
そして、鉾の中へ。
畳六畳も無い空間。「この中に何人の方が乗られるのですか?」と妹が質問したら、
「60人です。」
え?本当に?
本当に60人(最大70人)の人が乗るそうです。
そして、お囃子を奏でながら、山鉾巡行が行われるのですね。保存会の皆様の誇りを思います。
鉾の作りも絢爛のひと言。
垂木のひとつひとつに違う装飾がされています。
軒裏にも見事な鶏の絵。
詳しく知りたい方は凾谷鉾保存会HP をご覧下さい。
ビルの出口近くに、檜扇が飾られていました。
祇園祭には欠かせない花ですね。
動く美術館と言われる、山鉾。
巡行が終われば、すぐに解体されます。
皆さまもまた来年、間近に見て下さい。
お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。