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  今月の表紙。



  お家元は「献茶のこころ」として、参列者も、献茶奉仕の当事者と同じ心持ちでのぞむものであると、即中斎宗匠のことばを引かれています。

  この三年、参列者の無い献茶を神事として行われて来られましたが、やはり、多くの参列者と時間を共にしながら、一碗の茶を献じることは意義深いものなのだと。


  献茶式への参列が「お点前の見物」となってしまわないようにしたいですね。



  宗旦宗匠は惺斎宗匠が建てられた松風楼の事。志野焼の手水鉢を東京の道具屋で求められた逸話など、その人のお姿が偲ばれるお話しが大好きです。



  
  もうすぐ七夕ですね。
  陰陽五行にならって、五色の糸や短冊でかざられるのですね。




  お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。